ゴルフコンペの案内に「ニアピン・ドラコンあり」と書いてあったけど、ニアピンってどういうルールなんだろう。
初めてコンペに出る人や、急に幹事をまかされた人は、そんなふうに思うことがありますよね。
僕は社会人になってからゴルフにハマり、一時期は毎日のように練習場に通っていました。
今も月に何度かコースを回っています。
この記事では、ニアピンの意味とルール、コンペでのやり方、ドラコンとのちがい、景品の選び方までまとめます。
- 意味:英語の「ニア(近い)」+「ピン(旗ざお)」
- 基本のルール:パー3のティーショットでグリーンにのせた人の中で、ピンに最も近い人
- やり方:近い人が旗に名前を書いてボールの横に立て、もっと近い人が出たら差しかえ
- 何ホール:コンペではショートホールのうち2〜4ホールで行うことが多い
- 細かい条件はコンペごと:パー以上で上がることが条件、などは幹事が決める
ゴルフのニアピンとは?|ショートホールでピンにいちばん近づけた人の賞
ニアピンは、パー3のショートホールで、1打目をピンにいちばん近くに寄せた人が勝ちになる、コンペなどでよく行われる遊びです。
英語の「near(近い)」と「pin(ピン=カップに立っている旗ざお)」を合わせた和製英語で、勝った人に贈られるのが「ニアピン賞」です。
ニアピンの基本のルール
一般的なニアピンのルールは、次のとおりです。
- 対象のホール:パー3のショートホール
- 対象のショット:ティーショット(1打目)
- 条件:1打目でグリーンにのっていること(グリーンの外は対象外)
- 勝ち:グリーンにのったボールのうち、ピンに最も近い人
1打目がピンに近くても、グリーンの外のカラーやラフに止まったボールは、多くのコンペでは対象外になります。
コンペによって条件が足されることもある
コンペによっては、「そのホールをパー以上で上がること」を条件にしていることがあります。
せっかくピンに寄せても、3パット以上してボギーになると、ニアピンが取り消しになるルールもあるので、コンペの案内や幹事の説明で確かめておきましょう。
ゴルフ以外で使う「ニアピン」
ゴルフから広まって、ふだんの会話でも「惜しい、ニアピン!」のように、答えや数字が正解に近かったときに使われることがあります。
コンペでのニアピンのやり方|旗に名前を書いてリレーする
コンペのニアピンは、ニアピン用の小さな旗を、組から組へリレーしていくのが一般的なやり方です。
近い人が旗に名前を書き、もっと近い人が出たら差しかえる
①最初の組がグリーンに旗を置く
幹事は、ニアピンを行うホールのティーグラウンドかグリーンの近くに、ニアピン用の旗(ニアピンフラッグ)を置いておきます。
ゴルフ場によっては、受付でコンペ用の旗を貸してもらえることもあるので、予約のときに聞いておくと安心です。
②グリーンにのった人の中で、いちばん近い人が名前を書く
ティーショットのあと、グリーンにのった人がいたら、その中でいちばんピンに近い人が旗に名前を書き、ボールの横に旗を立てます。
③次の組は旗の位置と比べる
後ろの組の人は、自分のボールと旗の位置をくらべて、自分のほうが近ければ名前を書きかえて旗を移します。
④最後の組が旗を回収する
最終組が旗を回収して、パーティーや表彰のときに幹事にわたします。
旗に書いてある名前の人が、そのホールのニアピン賞です。
距離が近くて見た目では分からないときは、歩幅やメジャーで測ります。
ただ、ニアピンの判定に時間をかけすぎると後ろの組を待たせてしまうので、なるべく手早くすませましょう。
ニアピンフラッグは、ゴルフ用品店や通販で手ごろな値段で買えます。
ダイヤゴルフのGF-439は、ニアピンの旗が2本入りで、ポールの長さは28.5cmです。
ニアピンは何ホールでやる?|ショートホールの数で決める
ニアピンを何ホールで行うかは、コースのショートホールの数と、景品の数で決めるのが一般的です。
18ホールのコースには、ショートホールが4つ前後あることが多く、コンペではそのうち2〜4ホールでニアピンを行うことがよくあります。
| 参加人数 | ニアピンの数の目安 | ドラコンの数の目安 |
|---|---|---|
| 2〜3組(8〜12人) | 2ホール | 1〜2ホール |
| 4〜6組 | 2〜4ホール | 2ホール |
| 7組以上 | 4ホール(全ショートホール) | 2〜4ホール |
※あくまで目安。参加人数が多いほど、賞の数を増やすと盛り上がりやすい
参加者が多いコンペほど、ニアピンやドラコンの数を増やすと、賞が当たる人が増えて盛り上がります。
ニアピンとドラコンのちがい|「近さ」と「飛距離」
ニアピンとよくセットで行われるのがドラコンで、ニアピンは「ピンへの近さ」、ドラコンは「ティーショットの飛距離」を競います。
| ニアピン | ドラコン | |
|---|---|---|
| 競うもの | ピンへの近さ | ティーショットの飛距離 |
| 行うホール | ショートホール(パー3) | ミドル・ロングホール(パー4・パー5) |
| 条件 | 1打目でグリーンにのる | 1打目がフェアウェイに残る |
| 得意な人 | アイアンが正確な人 | ドライバーが飛ぶ人 |
ドラコンは、どんなに飛んでもラフやOBに行ったボールは対象外になるのが一般的です。
ニアピンもドラコンも、ふだんのスコアとは関係なく誰にでもチャンスがあるので、初心者でも楽しめるのがいいところですね。
ニアピン賞の景品の選び方|ゴルフ用品か、持ち帰りやすい食べ物
ニアピン賞の景品は、もらってすぐ使えるゴルフ用品か、かさばらない食べ物が選ばれやすいです。
迷ったら、好みが分かれにくいゴルフボールが無難です。
やわらかくて打ちやすいボールなら、腕前に関係なく使ってもらえます。
ボールの選び方は、やわらかいゴルフボールの記事や見やすいボールの色の記事も参考にしてください。
仲間内のニアピン|ラウンド中の「握り」として楽しむ
コンペだけでなく、仲間内のラウンドでも、ショートホールごとにニアピンを競う遊びがよく行われます。
ラスベガスやオリンピックなどと同じ「握り」のひとつで、ニアピンを取った人がポイントをもらう、といったルールで楽しみます。
「二階建て」のように、条件によってポイントを倍にするルールを組み合わせることもあります。
ただし、お金を賭けると法律にふれるおそれがあるので、ジュースや昼ごはんをおごる程度の、その場の遊びにとどめておきましょう。
ほかの握りのルールは、ゴルフの握りの種類の記事にまとめています。
ゴルフのニアピンについてのよくある質問
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Qニアピンは2打目でもいい?
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A多くのコンペでは、ショートホールの1打目だけが対象です。ミドルホールの2打目で行う「2オンニアピン」などをやるコンペもあるので、案内を確かめましょう。
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Qグリーンの外に止まったボールはニアピンになる?
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A多くのコンペでは対象外です。グリーンにのっていることが条件になっていることがほとんどです。
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Q誰もグリーンにのらなかったらどうなる?
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Aそのホールのニアピン賞は「該当なし」になることが多いです。景品を別の賞に回すなど、幹事があらかじめ決めておくと安心です。
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Qニアピンの旗は100均でも作れる?
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Aつまようじと紙などで手作りする人もいますが、風で飛ばされやすいです。何度もコンペを開くなら、名前を書けるニアピン用の旗を用意しておくと便利です。
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Qニアピンを取ったのにボギーだったら?
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Aコンペのルールしだいです。パー以上が条件のコンペでは取り消しになるので、事前に確かめておきましょう。
まとめ:ニアピンはショートホールの1打目でピンに近い人の賞
幹事をまかされたら、旗とペンを用意して、ルールを最初に説明しておくだけで、ぐっとスムーズになりますよ。
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