ゴルフ場の予約画面やスタート表に「OUT」「IN」と書いてあって、どういう意味なのか分からない。
初めてのラウンドが決まったときに、こんな疑問を持つ人は多いですよね。
同伴者に「今日はインスタートだよ」と言われても、どこへ行けばいいのか迷ってしまうかもしれません。
この記事では、プロゴルファーを目指したくらいゴルフにはまり、今も毎月ラウンドしている僕が、アウトとインの意味から、スタートの決まり方、どっちが難しいのかまで、初めての人にも分かるようにまとめました。
- アウトスタート → 1番ホールから回る(いちばん多い形)
- インスタート → 10番ホールから回り、後半に1〜9番を回る
- どちらから回るかは、ふつうはゴルフ場が予約の時点で決める
- どちらから回っても、18ホールを回ることに変わりはない
ゴルフのアウトとインの意味は?アウト=1〜9番、イン=10〜18番
まずは、アウトとインがそれぞれどこを指すのかを整理しておきましょう。
アウト:前半の1〜9番ホール
ゴルフ場の18ホールのうち、1番から9番までの9ホールをまとめて「アウト(OUT)」と呼びます。
「アウトコース」や「前半」と言うこともあります。
スコアカードでも、1〜9番の合計を書く欄には「OUT」と書かれています。
イン:後半の10〜18番ホール
10番から18番までの9ホールは「イン(IN)」です。
「インコース」「後半」とも呼ばれます。
アウトとインを合わせると18ホールで、これが1ラウンドになります。
9ホールだけ回ることは「ハーフ」と言います。
| 呼び方 | ホール | 別の言い方 | スコアカードの欄 |
|---|---|---|---|
| アウト(OUT) | 1〜9番 | アウトコース・前半 | OUT |
| イン(IN) | 10〜18番 | インコース・後半 | IN |
| 合計 | 1〜18番 | 1ラウンド | TOTAL |
※27ホールや36ホールあるゴルフ場では、「東コース」「西コース」のように名前の付いた9ホールを組み合わせて回ることがあります。
27ホール以上のゴルフ場は「コースの名前」で呼ぶこともある
ゴルフ場の中には、9ホールのまとまりが3つ以上あるところもあります。
こういうゴルフ場では、その日の組み合わせによって「東→西」「西→南」のように回るので、アウト・インではなくコースの名前で呼ぶことが多いです。
予約のときに「〇〇コーススタート」と書いてあったら、そのコースの1番ホールから回る、と考えれば大丈夫です。
アウト・インの由来は「出ていく9ホール」と「戻ってくる9ホール」
そもそも、なぜ前半を「アウト」、後半を「イン」と呼ぶのでしょうか。
よく知られている説は、クラブハウスから遠ざかっていく前半を「Going Out」、戻ってくる後半を「Coming In」と呼んだのが始まりというものです(みんなのゴルフダイジェスト)。
その代表が、スコットランドの「セント・アンドリュース オールドコース」です。
ゴルフ発祥の地とされるスコットランドの古いコースは、海沿いの細長い土地に作られたものが多く、クラブハウスを出て9ホール進み、折り返して9ホールで戻ってくる形でした。
つまり、前半の9ホールを回っている間は、クラブハウスからどんどん「外へ(Out)」出ていき、後半は「中へ(In)」帰ってくるわけです。
今のゴルフ場は、前半のあとにクラブハウスへ戻る作り
今の日本のゴルフ場の多くは、9番ホールを終えるとクラブハウスの近くに戻ってくる作りになっています。
前半と後半の間に、クラブハウスで昼ごはんを食べるのが日本のゴルフの一般的なスタイルです。
海外のゴルフ場は、1番から18番まで休まずに回る「スループレー」が基本で、途中でクラブハウスに戻らない作りのコースも多くあります。
日本のゴルフ場は、社交の場として前半と後半の間に食事をとれるよう、9番でクラブハウスに戻ってくる作りが広まったと言われています。
そのため、「出ていく・戻ってくる」という元の意味は薄れていますが、呼び方だけが今も残っています。
アウトスタート・インスタートとは?普通はどっちから?
予約やスタート表でいちばんよく見るのが、「アウトスタート」「インスタート」という言葉です。
アウトスタートとインスタートの回る順番
アウトスタート:1番ホールから回る
アウトスタートは、1番ホールから回り始めて、9番まで終えたら昼休憩、そのあと10番から18番を回る形です。
ホールの番号どおりに進むので、いちばん分かりやすい回り方です。
インスタート:10番ホールから回る
インスタートは、10番ホールから回り始めて、18番まで終えたら昼休憩、後半に1番から9番を回る形です。
インスタートの日に1番ホールへ行ってしまうと、スタートに間に合わなくなるので、当日はスタート表で必ず確認しましょう。
「普通はアウトから」だが、インスタートも同じくらいよくある
ホールの順番どおりなので、「普通はアウトから」と思われがちです。
でも、日本のゴルフ場では、アウトとインの両方から同時に組を出すのがふつうです。
1番ホールだけから順番に出すと、朝のスタートに時間がかかり、1日に回れる組の数が少なくなってしまいます。
そこで、1番と10番の2か所から同時に組を出して、たくさんの組が回れるようにしているわけです。
つまり、インスタートになったからといって、特別なことや損なことはありません。

アウトかインかはどう決まる?自分で選べる?
「アウトとイン、どっちから回るかは自分で決められるの?」という疑問もよく聞きます。
基本はゴルフ場が予約の順番や混み具合で決める
多くの場合、アウトかインかは、ゴルフ場が予約の状況を見て割り振ります。
予約サイトでスタート時間を選ぶと、その時間の空いている枠(アウトかインか)に入る形が多いです。
予約の確認メールやスタート表に「OUT 8:15」「IN 8:22」のように書かれているので、前日までに確認しておきましょう。
希望を伝えれば調整してもらえることもある
ゴルフ場によっては、予約のときに電話などで希望を伝えると、空きがあればアウトかインかを調整してもらえることもあります。
ただ、必ず希望が通るわけではないので、「どちらでもいい」くらいの気持ちでいるのが気楽です。
コンペは「アウト・イン同時スタート」が多い
会社や仲間内のコンペでは、参加する組をアウトとインに分けて、同じ時間帯にスタートさせることがよくあります。
全組がだいたい同じ時間に上がってこられるので、表彰式をすぐに始められるからです。
組み合わせ表に「OUT」「IN」と書いてあるので、自分の組がどちらかを見ておきましょう。
アウトとインはどっちが難しい?ゴルフ場によって違う
「アウトとインでは、どっちが難しいの?」という質問もよくあります。
答えは、ゴルフ場ごとに違うので、どちらが難しいとは決まっていません。
アウトのほうが難しいコースもあれば、インのほうが難しいコースもあります。
コースの難しさは「パー」と「距離」と「ハンデ」で見る
どちらが難しいかを知りたいときは、スコアカードを見てみましょう。
前半と後半で、次の点を比べると目安になります。
| 見るところ | どう見る? |
|---|---|
| パーの合計 | 多くは前半・後半それぞれ36前後 |
| ヤード(距離) | 長いほうが、一般的にはスコアが出にくい |
| ハンデ(HDCP)の数字 | 1に近いほど、難しいとされているホール |
| 池・谷・OBの多さ | コースガイドやゴルフ場のサイトで確認 |
※スコアカードの「HDCP」の欄は、ホールの難しさの順番の目安として付けられています。
スタートのホールは、やさしめに作られていることが多い
スタートの1番や10番は、朝いちばんにみんなが打つホールです。
そのため、幅が広めで、OBになりにくい作りになっていることが多いと言われています。
ただし、これも必ずではありません。
初めてのゴルフ場なら、前の日にゴルフ場のサイトでコースガイドを見ておくと安心です。
「後半にバテる」ほうが、スコアには響きやすい
実は、アウトかインかよりもスコアに響きやすいのが、後半の疲れです。
昼ごはんのあとは体が重くなりやすく、集中も切れやすい時間帯です。
昼休憩で食べすぎたり、お酒を飲んだりすると、後半のスコアが崩れやすくなります。
後半を回るのがアウトでもインでも、昼ごはんは腹八分目にしておきましょう。
スコアカードのOUT・IN・TOTALの書き方
アウト・インの意味が分かると、スコアカードの書き方もかんたんです。
とくに間違えやすいのが、インスタートの日です。
10番から回っても、スコアは10番の欄から書いていけばOKで、1番の欄に10番のスコアを書かないように気をつけましょう。
打数を数え間違えるのが心配な人は、1打ごとにボタンを押して数えるスコアカウンターを使うと、数え忘れがなくなります。
アウト・インの1ハーフにかかる時間と1日の流れ
アウトとインは、それぞれ9ホールずつです。
1日の流れもあわせて知っておくと、当日の予定が立てやすくなります。
| 時間の目安 | すること |
|---|---|
| スタートの1時間前 | ゴルフ場に着いて受付・着替え |
| スタート | アウト(1番)かイン(10番)から |
| 約2時間〜2時間半 | 前半の9ホール(ハーフ) |
| 約45分〜1時間 | クラブハウスで昼休憩 |
| 約2時間〜2時間半 | 後半の9ホール(ハーフ) |
※ゴルフ場の混み具合や組の人数で大きく変わります。休憩なしで続けて回る「スループレー」のゴルフ場もあります。
1ハーフはだいたい2時間ほどと考えておくと、ゴルフ場を出る時間の見当がつきます。
昼休憩の長さはゴルフ場が決めるので、休憩のあとのスタート時間は、前半を上がったときにフロントやスタート表で確認しましょう。
後半は「反対側から回ってきた組」と入れ替わる
アウトスタートの組は、前半を終えると後半は10番へ向かいます。
そのころ10番では、インスタートの組が前半を終えて昼休憩に入っているので、空いた10番に順番に入っていくしくみです。
このため、前半を早く上がっても、後半はすぐに回れないことがよくあります。
後半のスタート時間はゴルフ場が組ごとに決めているので、時間になるまでゆっくり休んで大丈夫です。
反対に、前半がゆっくりになりすぎると、後半の入れ替わりが遅れて、後ろの組まで待たせてしまいます。
プレーのペースを保つことも、アウト・インの両方から回すゴルフ場では大切なマナーです。
ゴルフのアウト・インでよくある質問
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Qゴルフのインとアウト、どちらから回るのが普通?
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A日本のゴルフ場では、アウト(1番)とイン(10番)の両方から同時に組を出すのがふつうです。どちらから回っても、18ホールを回ることに変わりはありません。
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Qアウトスタートとは?
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A1番ホールから回り始めることです。前半に1〜9番、昼休憩をはさんで後半に10〜18番を回ります。
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Qインスタートとは?
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A10番ホールから回り始めることです。前半に10〜18番、後半に1〜9番を回ります。
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Qアウトとインはどっちが難しい?
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Aゴルフ場によって違います。スコアカードのヤードやハンデ(HDCP)の数字、コースガイドを見て比べると目安になります。
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Qアウトかインかは自分で選べる?
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A基本はゴルフ場が予約の状況で決めます。ゴルフ場によっては、希望を伝えると空きがあれば調整してもらえることもあります。
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Qインスタートのときのスコアカードはどう書く?
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Aホールの番号どおりに、10番の欄から書いていきます。前半の合計は「IN」の欄、後半の合計は「OUT」の欄に書き、最後に足して「TOTAL」に書きます。
まとめ:アウトは1〜9番、インは10〜18番。スタート表で確認しよう
アウトとインの意味が分かれば、スタート表や予約画面を見て迷うことはもうありません。
当日は、自分の組がどちらからスタートかを確認して、余裕を持ってティーへ向かいましょう。
次のラウンドの予約は、ポイントが貯まる予約サイトを使うとお得です。

