ゴルフスイングで腕を伸ばすコツを知りたい方へ。
腕を伸ばそうと頭では意識するけど、なかなか上手く腕が伸びない。
あと、腕が伸びると具体的に効果があるかも、ついでに知りたい。
と考えていませんか?
本記事では、下記の内容を解説します。
2.腕が伸びることで得られる効果
実際に練習をして、腕を伸ばすために試行錯誤しながら、うまくいったこともとに解説します。
最後に、私のスイングの動画もあるので、参考までに見てみてください。
1.ゴルフスイングで腕を伸ばすコツ
1-1.『伸ばす』というより『伸びる』感覚
腕を伸ばすという表現より『腕が勝手に伸びる』という感覚が最大のコツです。
感覚の話で抽象的で申し訳ないですが、頭で意識するときに『腕が勝手に伸びていく』イメージを持つ。
バックスイングの時に、力みのない良いスイングであれば、腕は遠心力で勝手に自然と伸びていくものです。
自分の腕力で伸ばそうとしている間は、ぎこちないスイングの原因になります。
ぜひ、頭の中の意識を『伸ばす』から『伸びる』に変えて、自然なスイングができるようにしてみてください。
1-2.腕が伸びるスイングのコツと手順
次に、腕が『伸びる』という感覚を意識しながら、具体的なスイング時のコツと手順を解説します。
腕が伸びるスイングの手順は、以下の通りです。
②バックスイングの始動は肩から
③トップの時点で体が開きすぎない
①アドレス時に力まない【グリップ・肩】
始めのアドレスの時に力まないことが前提です。
体全体の力みを抜くのですが、その中でも特に「グリップの握る力」と「肩」が力をついつい入れてしまいがちなので、注意する。
具体的には、グリップの握る力は20%~30%くらいの力、肩は力が入ると上がるので肩を下げるように力を抜きます。
アドレス時からガチガチになっていては、腕が伸びるスイングはできません。
②バックスイングの始動は肩から
次にバックスイングは、肩から始動します。
以前の私もそうでしたが、腕か始動して、腕の力でクラブを持ち上げるようにすると、腕は伸びるどころか逆に曲がってしまうからです。
肩でバックスイングする時、意識はクラブに集中するのではなく、クラブがどう動くかは放っておいて、肩に意識を集中させると上手くいくかもしれません。
③トップの位置で体が開きすぎない
トップの位置で体が開きすぎないようにする。
トップの位置で体が腕につられて、のけぞるように開いてしまうと、せっかくバックスイングで腕が伸びていこうとしているのに、伸びきることを邪魔してしまうからです。
体は正面に残したまま、腕とクラブが体を中心にして振り上げられていくイメージ。
体が腕につられて一緒に右側に動いてしまうと、遠心力が上手く伝わらずに腕は伸びていきません。
例えば、縄跳びでも、回す時に腕を一緒に大きく回してもうまく縄は回りません、腕は縄につられずに固定して、手首だけを回すことで遠心力がうまく発生します。
2.腕が伸びることで得られる効果
2-1.ボールの正確性が高くなる
腕が伸びることで、ボールの正確性が上がります。
腕が伸びるということは、自然な遠心力を使ったスイングになるので、クラブのスイングの起動が毎回同じ軌道で動くからです。
毎回同じ軌道でクラブが動けば、ボールは極端に左右にずれたり距離感が毎回違ってくることは少なくなります。
腕が曲がって、腕力でスイングをすると、毎回同じ力や角度でクラブを扱えるのであれば問題は少ないかと思いますが、人間が意図的に機械のように同じことを毎回するのは不可能かと思います。
不自然な『腕力』ではなく自然な『遠心力』という力を使えると、ボールの正確性は上がります。
2-2.飛距離が伸びる
いうまでもありませんが、飛距離が伸びます。
なぜなら人間の腕の力よりも、うまくクラブが動く遠心力の方が、圧倒的にエネルギーが発生するからです。
今回の練習動画⬇️