縦回転しインパクトで右肩を下げるゴルフスイングの方法を知りたい方へ。
横回転ではなく縦回転が新常識って聞くけど、右肩が下がるダウンスイングとかどうやればできるのかよくわかっていない。
あと、右肩を下げることでどのような効果があるのかもあれば、ついでに知りたい。
と考えていませんか?
本記事では下記の内容を解説します。
- 従来の横回転はNG、現代では縦回転が当たり前
- 【縦回転】ダウンスイングで右肩を下げる方法
この記事を書いている僕はゴルフを毎週練習と毎月数回ラウンドしています。ハーフベストは38です。
実際の経験やプロの意見や書籍等の情報から得たノウハウから解説するので、信頼性の担保につながると思います。ぜひ練習やラウンドで参考にしてみてください。
従来の横回転はNG、現代では縦回転が当たり前
縦回転のゴルフスイングが当たり前
現代のゴルフスイングでは『縦回転』のスイングが基本です。
というのも日本のプロゴルファーはもちろん、PGAツアー選手の世界のトッププレーヤーでも縦回転でスイングをしているからです。
例えば、日本が誇る松山英樹もそうですし、世界ランクNo.1(2020年11月現在)のダスティン・ジョンソンも縦回転のスイングですね。
✔︎ なぜ、縦回転が当たり前なの?
縦回転が主流となった理由として、ゴルフクラブの進化があります。というのも従来では横の動きが必要でしたが、現代のゴルフクラブを効率的に動かすには縦回転の動きをした方がいいからです。
ゴルフクラブがうまく動いてくれればボールの軌道も飛距離も自然とついてきてくれるので、クラブに合わせて現代では縦回転のスイングが主流ですね。
横回転のをしがちなので注意
縦回転が主流ですが、未だに横回転をしがちな理由があるので注意しましょう。
横回転しがちな理由は以下のとおり。
「肩を回せ」という言葉のイメージ
ゴルフスイングのコツとしてよく「肩を回せ」と言われますが、イメージとしては横回転になりやすいかと。というのも“回す”という表現だと水平方向をイメージしやすく、縦回転でイメージする方は少ないかと・・・。
肩を回すことはとても重要ですが、横ではなく縦回転であるイメージで練習しましょう。
年配者の指導は従来の横回転のスイング
アマチュアゴルファー初心者によくありがちなのは、練習場で年配者に教えられることです。しかし先ほども言ったとおり、従来では横回転の動きを使ってスイングしていましたが、現代では縦回転が主流です。年配者の方の中には横回転のイメージで指導してくれる方も数多くいるので、鵜呑みにはしないよう注意しましょう。
縦回転のダウンスイングで右肩が下がるスイングの効果
次に縦回転のスイングはなぜ良いのか、効果を見ていきましょう。
縦回転スイングの効果は以下のとおり。
エネルギーを伝えやすい
縦回転のスイングになるとエネルギーを最大限に伝えやすく飛距離が伸びます。というのも『横から横』よりも『上から下』へのスイングの方が物理的にエネルギーを発揮させることができるからです。
ゴルフは地面にボールを打つ分、横回転の横にエネルギーを発揮してもうまくボールに力が伝わらないイメージはできるかと思います。地面にあるボールに対してクラブヘッドが上から下に圧力をかけるようにスイングできた方がエネルギーが発揮され飛距離も伸びますね。
インサイドアウトのスイング軌道
縦回転のスイングをすることでインサイドアウトのスイング軌道になります。特に初心者の方は大きくスライスしてしまいがちな方が多いので、スライス改善にも効果的かと。
縦回転のバックスイングでは垂直方向にクラブが上がることで、ダウンスイングでインサイドからの軌道に自然となりますね。
一方、横回転だとバックスイングで水平方向の低い位置にクラブが来て、ダウンスイングでは高い位置から下ろしてこないとスイングできない感覚になるのでアウトサイドから入ってくる軌道になりますね。
つまり、縦回転のバックスイングで高い位置にクラブがくればダウンスイングで低い位置からインサイド軌道になり、
横回転のバックスイングで低い位置にクラブがくればダウンスイングで高い位置からアウトサイド軌道になりますね。
インサイドアウトのスイング軌道にしたいのであれば、縦回転のスイングは欠かせません。
【縦回転】ダウンスイングで右肩を下げる方法
縦回転でダウンスイングで右肩を下げる方法【3つのポイント】
縦回転でダウンスイングで右肩を下げる方法を3つのポイントに分けて解説します。
3つのポイントは以下のとおり。
- ①アドレスで縦回転が決まる
- ②アドレスの前傾姿勢はスイング中キープ
- ③バックスイングの始動でクラブヘッドの動きを意識しない
順番に見ていきましょう。
①アドレスで縦回転が決まる
正しいアドレスができるとバックスイングの始動から縦回転しやすくなります。
というのもアドレスが良ければ腕でクラブをあげたり、横回転でスイングをしようという感覚にはならず、自然と縦回転方向でスイングしたくなるからです。
✔︎ 正しいアドレスとは
正しい基本的なアドレスを解説します。
まずは背筋を伸ばして垂直に立った状態から、足の付け根からから前傾し膝を軽く曲げます。
クラブはハンドファースト(※ドライバーはハンドレイト)になるように、グリップエンドが左太もも内側にくるくらいを目安にアドレスすると良いかと。
アドレスでハンドファーストの形にすることでバックスイングを肩で縦方向に回したくなりますね。
②アドレスの前傾姿勢はスイング中キープ
アドレス時の構えた前傾姿勢はスイング中キープするように意識すると良いかと。
というのも前傾姿勢が崩れるスイングになると、腕でクラブをあげたり横回転になりやすいからです。
前傾姿勢の角度や左右に重心が動きすぎないようにすると、縦回転しやすくなりますね。
③バックスイングの始動でクラブヘッドの動きを意識しない
バックスイングの始動でクラブヘッドを動かそうと意識しないようにすると良いかと。
というのもクラブヘッドに集中してどう動かそうか考えてしまうと、横回転でスイングしてしまいがちだからです。クラブヘッドを動かそうとすると縦ではなく横にバックスイングしてしまいがちですね。
✔︎ 補足:僕はボールを見るようにしています
僕はバックスイング直前は、クラブヘッドの動きを意識しないようボールをずっと見ながらバックスイングするようにしています。
ボールを見ているとクラブヘッドをどのように動かそうかという意識がなくなり、縦回転でのスイングが個人的にですがしやすいですね。
右肩が下がってもダフリません
右肩を下げてダウンスイングするとダフるようなイメージがあるかと思いますがダフらないので安心してください。
その理由はインパクト時にハンドファーストの形になり、右肘が曲がった状態でインパクトを向かえるからです。
もちろん、ボールにあてにいこうとしたり、手打ちになれば右肩を下げるともちろんダフリます。右肩を下げつつ肩でスイングができるとダフらずにきれいなインパクトをむかえることができますね。
おまけ:僕の参考動画
最後に僕の右肩を下げるのを意識して練習していた頃の動画をのせておきます。参考までにどうぞ。
以上、縦回転で右肩を下げる方法の解説でした。
プロのような右肩を下げたダウンスイングをしたい方は、ぜひ参考にしつつ練習してみてください。
良いゴルフライフを!
おわり。