嬉しい接客とはどのような接客なのか知りたい方へ。

現在、接客業の仕事をしているけど、どうすればお客様が嬉しいと喜んでもらえるか、よくわからない。
と考えていませんか?
本記事では、下記の内容を解説します。
・お客様に嬉しいと思わせる接客の効果
この記事を書いている私は、接客業を5年、アルバイト時代も入れると10年近く接客の仕事をしてきました。
この経験をもとに解説するので、信頼性の担保につながると思います。
お客様に嬉しいと思わせる接客テクニック
お客様に嬉しいと思われる接客テクニックを5つに分けて解説します。
どれも今日から実践できるものなので、ぜひ実際の接客に活かしてみて下さい。
✔︎嬉しい接客テクニック5つの概要
・お客様のことを名前で呼ぶ
・笑顔で接客する
・アイコンタクトを意識して接客する
・されて嬉しい気配りをする
順番に解説していきますね。
お客様のことを覚えていることを伝える
何回かお店に来てくれているお客様に対して、覚えていることを伝えてアピールする。
誰でも、覚えてもらえていると嬉しいからです。
例えば、「いつもご利用ありがとうございます」と挨拶したり、以前購入していただことがあれば「購入いただいた〇〇の商品はいかがでしたか?」など、お客様のことやお客様の行動まで覚えていることができればより好印象です。
お客様のことを名前で呼ぶ
お客様の名前がわかる場合は、名前で読んでみましょう。
先ほどの覚えてもらっていることに加え、より親近感を持ってくれ嬉しいと思うからです。
もし、あなたが「お客様」と呼ばれるより「〇〇様」と呼ばれた方が嬉しいですよね。
しかも、名前で呼ぶことで注意が店員に向き、話をよく聞いてくれるので、接客をスムーズにしやすくなります。
笑顔で接客する
笑顔を意識して接客するようにしましょう。
接客の基本中の基本ですがとても重要です。
笑顔は、お客様に安心感を与えるだけではなく、意識的に好意を感じさせることができるからです。
相手から好意を持ってくれていたり、興味を持って接してくれれば誰でも嬉しいですよね。
✔︎お客様の話を笑顔で聞いたり、積極的に笑ったりすることも良いですね
聞いてくれるだけでも、満足感があるけどさらに笑顔で楽しそうに興味を持って聞いていることをアピールできれば、さらに満足感を与えられ嬉しくなります。
アイコンタクトを意識して接客する
アイコンタクトをしながら接客してみましょう。
目を見られることで、偽りなく説得力があると感じたり、自分をしっかりと認識されていると感じるので、安心感があります。
目を見て接客しないと、自信がないのかとも思われたり、目を合わしたくないのかと不快な気持ちにさせてしまう場合もあります。
目を見つめすぎは注意
目力が強かったり、ずっと見るのはNGです・・・
威圧感を与えてしまい、逆効果になる場合も。
目力を強くしないためには、目を見るのではなく目周辺を見たり、遠くを見るようにすると柔らかい視線になります。
ずっと見るのではなく、重要な伝えたい時に見たり、適度に商品に目を向けたりしてもいいですね。
されて嬉しい気配りをする
気の利いた気配りができると、お客様は嬉しいでしょう。
お客様にとって、気持ちよく買い物したり、サービスを受けることができるからです。
例えば、年配のお客様で重い商品を購入してくれれば、玄関までや車まで運んでもいいですし、
雨が降っている日であれば購入した商品が濡れないようにビニール袋をかぶせてお渡しすることもいいでしょう。
気配りはいくらでも方法はあります。
お客様が少しでも喜んでくれることを探して、積極的に行動してみましょう。
お客様に嬉しいと思わせる接客の効果
お客様が嬉しいと感じてくれれば、お客様にだけではなく従業員にもいい効果が得られます。
お客様がリピーターに!
嬉しいと感じてくれたお客様はリピーターになってくれます。
販売する商品やサービスに加えて、接客を通したサービスに満足してくれると、また来たいと思うからです。
いい接客は、お客様に好印象を与えて記憶にも残りやすいです。
たくさんのお店がある中で、自分のお店・自分のことを指名してくれるようなファンを接客を通して獲得しましょう。
ファンができれば、おのずと売り上げにもつながりますしね。
モチベーションの向上
お客様に感謝される機会が増えるので、従業員のモチベーションが上がります。
お客様に嬉しいと思わせるような接客ができれば、お客様の中には恩返しをしてくれる方もたくさんいらっしゃるからです。
お客様から「ありがとう」「あなただから購入するね」「またあなたに会いに来たよ」など、様々な褒め言葉をいただける機会がありますね。
こんな言葉をかけられれば、接客をしていてよかったとも思えるし、頑張ろうってモチベーションが高まります。
クレームの抑制
お客様が嬉しいと思ってくれれば、後のクレームの抑制にもつながります。
言葉が悪いですが、恩を売っておけば失敗したり迷惑をかけるようなことがあっても、許してくれる場合があるからです。
クレームが起きることが多いのは、接客時に不安や不信感を与えてしまって、さらに商品やサービスに不良や不備がある場合です。
お客様からすると、やっぱりあの販売員だからダメなものをつかまされたと思われてしまいます。
しっかりといい接客をすれば、信頼関係もできているので、万が一のクレームもスムーズに対応できることがほとんどですね。
・お客様のことを名前で呼ぶ
・笑顔で接客する
・アイコンタクトを意識して接客する
・されて嬉しい気配りをする
接客業の全知識をまとめて知りたい方はこちらを参考にどうぞ。
