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レジの接客のやり方を徹底解説【言葉・会計の仕方など完璧ですか?】

接客

レジでの接客のやり方について知りたい方へ。

 

レジでの接客がうまくできていない、またこれからレジの仕事をしようと考えているけど、接客のやり方とかちゃんとわからない。

あと、接客でのレジ業務のコツなどがあれば、ついでに知りたい。

 

考えていませんか?

 

本記事では、下記の内容を解説します。

・レジでの接客のやり方
・レジでの接客業務のコツ

 

この記事を書いている私は、接客業を正社員で5年間、アルバイト時代を含めると10年近く接客業をしてきました。

その中でレジ業務も担当させていただいた経験もあるので、信頼性の担保につながると思います。

 

レジでの接客のやり方【言葉、会計の仕方など】

レジでの接客のやり方を実際の流れの順に解説していきます。

接客の流れの例は以下のとおりです。

・レジで順番待ちのお客様
・商品/伝票を受け取り確認しながらお支払い金額をお伝えする
・お会計【お支払い方法、お釣り、レシートなど】
・お帰りの際のレジでの接客

 

順番に解説していきますね。

 

レジで順番待ちのお客様

レジで順番待ちがある時は、必ずお客様に、

・『大変お待たせいたしました』

と言いましょう。

お客様の中には、お急ぎの方や待つことを不満に思っている方もいらっしゃるからです。

 

また、誠意を込めて伝えるために

・手を止めて、お客様を見ていうこと
・軽くお辞儀すること

を心がけると、より丁寧な断りになるので、お客様も気分が良くなるかと。

 

商品または伝票を受け取り確認しながらお支払い金額をお伝えする

商品/伝票の受け取りは、

・両手で受け取りましょう

丁寧な対応だからです。

 

※注意:お金やクレジットカードなどは両手で受け取る習慣がついている方は多いですが、商品や伝票は片手で受け取ってしまう方がたまにいらっしゃいます。

 

次に、商品や伝票を確認しながら合計金額を提示します。

確認する際に

・商品:傷や汚れがないか見つつ、レジに通し忘れがないよう注意
・伝票:入力ミスがないか見つつ、お客様にも注文内容の確認もしてもらいながら計算すると丁寧

 

✔︎商品や伝票を確認するのも大事なレジでの業務です

商品に傷や汚れをチェックすることで、後のクレーム予防につながります。

伝票はスタッフの入力ミスも考えられ、金額を多くもらってしまう可能性もあるので、必ず確認するクセを身につけておきましょう。

 

合計金額が出たら、

・『ありがとうございます、〇〇円のお買い上げでございます』
・『ありがとうございます、〇〇円でございます』
・『ありがとうございます、〇〇点、〇〇円でございます』

感謝の気持ちを伝えてから、お支払い金額をお伝えしましょう。

また、商品の点数を伝えることで、購入した商品の間違いがないかの目安にもなるので、商品点数をお伝えできる場合はお伝えすると親切な対応になります。

 

※注意:『~になります』はNG

使ってしまいがちな『~になります』は適切ではありません。
動詞の『なる』は変化することを表す表現だからです。
『〇〇円になります』は変化することを意味してしまうので、不適切です。

言葉遣いを気にするお客様(特に年配)もいらっしゃるので、注意しておきましょう。

 

お会計【お支払い方法、お釣り、レシートなど】

お支払い方法は、現金もしくはクレジットカードでのお支払いに分かれます。

現金でのお支払い

現金を受け取った際の接客用語

お釣りがでる時は、

・『〇〇円、お預かりいたします』

 

お釣りがでずちょうどお支払いいただく場合は、

・『〇〇円、ちょうどいただきます』
・『〇〇円、頂戴します』

 

※注意:『〇〇円から、お預かりいたします』はNG

『~から』は起点を表す言葉で、『~から~まで』という意味になってしまうので、不適切です。

 

※注意:ちょうどいただく場合『お預かりいたします』はNG

ちょうどでのお支払いであれば、お釣りがでないので『お預かりする』という表現は不適切です。

 

※注意:お釣りとレシートの渡し方

お札と硬化がある場合は、別々に渡しましょう。
印象が悪いのと、金額の確認がしづらいのでトラブルの原因にもなる可能性があるからです。

 

接客用語としては、

・『お先に1,000、2,000、3,000円のお返しと、残り120円のお返しでございます』

お札が複数枚ある場合は、2度は確認しましょう。

1度は自分一人で確認し、2度目はお客様の前で『1,000、2,000、3,000』と数えながらお客様と一緒に確認しましょう。

お金はシビアなので、しっかりと確認してミスがないように気をつける。

 

また、レシートは硬化と一緒に渡してもいいかと。

レシートを下にして硬化をレシ引張ーとの上にのせるようにおくことで、空調などでレシートが飛ばされなおようにするのも、気配りのひとつです。

 

クレジットカードでのお支払い

クレジットカードでのお支払いの場合は、まずはお支払い方法を確認しましょう。

・『お支払い方法はいかがされますか?』
・『お支払い方法はどうされますか?』

一括払いなのか、分割払いなのか、ボーナス払いなのか確認しましょう。

業種や金額にもよりますがほとんどの場合が一括で支払われることが多いです。

 

カード入金の際には、暗証番号か署名をいただきます。

・『暗証番号の入力をお願いいたします』
・『こちらにご署名お願いいたします』
・『こちらにご署名いただいてもよろしいでしょうか?』

 

最後に、カードと控えをお返しします。

・『ありがとうございます、カードと控えのお返しでございます』

 

※注意:入金金額、お支払い方法の確認

カード入金の場合は、入金金額やお支払い方法を間違えて入力してしまうと、訂正に手間と時間がかかってしまうので、しっかりと確認した上で入力しましょう。

声を出しながら確認することで、お客様にも再度確認できるのと、指差し確認で金額やお支払い方法が間違っていないか確認することで、ミスのリスクは減らせます。

 

※注意:暗証番号の入力時は見ないように配慮する

暗証番号の入力時には、見ないように配慮することで、お客様に安心感を与えることができます。
例えば、暗証番号の入力時には横を向いたり、後ろを向くのもいいかもしれません。

入力する手元は見えにくくなってはいますが、配慮している姿を見せることで、いい印象を与えることもできます。

 

お帰りの際のレジでの接客

最後は、感謝の気持ちを伝えましょう。

・『ありがとうございます、またのご来店お待ちしております』
・『ありがとうございます、お気をつけてお帰りくださいませ』

✔︎『ありがとうございます』プラス一言で好印象

お帰りの際に『ありがとうございます』は当たり前なので、プラス一言付け加えると、より好印象な印象を与えることができます。

 

✔︎商品が大きい・重い場合は運んであげる気配りも

運ぶのが大変そうであれば、入り口までなど運んであげると、お客様から喜ばれます。

もちろん、レジの混み具合など全体の状況を判断してにはなりますが、問題なさそうであれば積極的に運ぶお手伝いをしましょう。

お客様が最後に好印象が残れば、再来店も期待できます!

 

✔︎雨が降っている場合は、濡れないような配慮も

せっかく購入したのに、雨が降っていて商品が濡れてしまうのは嫌ですよね。
紙袋であれば、ビニールをかぶせてあげるとかもいいかと思います。

 

レジでの接客業務のコツ

 

お客様への感謝の気持ちを持つ

お客様への感謝の気持ちを持つことが、レジでの接客におけるコツです。

接客用語や、姿勢、身だしなみももちろん大切ではありますが、そういった知識やテクニックは、『感謝』の気持ちがあれば、自然とできるものだからです。

 

喜んでもらえるような配慮も自然とできちゃいますね!

お客様がいてこそ、働けるし給料もいただけます。常に感謝の気持ちを忘れずに業務に取り組みましょう。

 

正確性とスピードの両立

レジ業務では、お金を取り扱う重要な仕事なので、より正確性が求められます。

必ず声出し確認や指差し確認、複数回の確認をするクセをつけておくと、ミスも減らせることができるでしょう。

 

また、お客様を待たせずに、スピード感を持ってこなす必要もあるので、正確にできるだけ早くを心がけることが大事です。

 

自信を持って業務に取り組む

レジでの接客が、余裕がなくあたふたしていると、お客様は不安に思うからです。

レジが信用できなければ、お金を預けることも、商品の購入も、躊躇させてしまう場合があります。

 

レジ内では、自信を持った仕事ぶりで、テキパキと美しい作業を見せることが大事です。

 

まとめ

以上で、レジの接客のやり方の解説でした。

 

レジの接客は、お店の顔ともなる重要な仕事です。

常に、お客様に対して感謝の気持ちを忘れずに取り組めば、きっといい仕事ができるでしょう。

ぜひ、今回で学んだことを活かして挑戦してみてください。

 

接客業の全知識をまとめて知りたい方はこちらを参考にどうぞ。

接客業の完全ガイドマップ【基礎から応用まで全まとめ】
接客業の全知識をまとめて知りたい方向け。 当記事では、接客業における知識や販売に活かせる実践編まで、基礎から応用まで全てまとめました。限りなく網羅的にまとめましたので、これから接客業を始める初心者の人やすでに接客業をしていてさらに頑張りたい...

 

良いレジ接客を!
おわり。

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