ゴルフスイング で、力を抜く方法が知りたい方へ。
スイングの時、どうしても力んでしまってスムーズなスイングができない。
あと、力みのないスイングのメリットも具体的に知りたい。
と考えていませんか?
本記事では、下記の内容を解説します。
2.力を抜いたスイングの効果
記事の最後には、私自身の力みのあるスイングと、現在の力を抜いたスイングの『動画』があるので、参考までに見比べてみてください。
また、スイングのアドバイス等あれば、YouTubeでコメントなどいただけると嬉しいです。
1.力を抜いたゴルフスイングの方法
1-1.力を抜く3つのポイント
意識しないと、無意識のうちに力が入ってしまいがちな3つのポイントを解説します。
力を抜くポイントは『グリップ』『肩』『足』の3つ。
グリップを握る力
グリップの握る力は、20%~30%くらいの力で握る。
グリップを力んで握ってしまうと、体全体も力みが出てしまい、ガチガチになりスムーズなスイングはできないからです。
また、手に力が入ると、テイクバックの時に腕でクラブを持ち上げるようになるので、腕やクラブの遠心力がうまく使えない。
肩の位置
アドレス時に肩をしっかり下げることを意識する。
力が入ると、肩が上がります。
アドレス時に肩が上がっていないかチェックしましょう。
首を長くするイメージで、肩を下げてアドレスする。
肩が上がってしまうと、肩がうまく動かず、小さいスイングになるからです。
足の力み
アドレス時に足が力まないようにする。
足が力むと、足がスムーズに動かせないので体重移動がうまくできず、ボールに体重を乗せられないからです。
ふとももの筋肉が硬くなっていませんか?
直立しているときのように、足の力みはなくした状態でアドレスしましょう。
1-2.力を抜くコツ
最も意識するのは、『グリップを力いっぱい握らない』ことです。
手に力が入ってしまうと、体全体も力みが出るので、まずはグリップの力を20%~30%くらいの力加減で握りましょう。
そうすると、肩の力も自然と抜け、足も力まなくなります。
グリップに力が入るときは、ボールにクラブヘッドを当てたい意識が強く、どうしても力んでしまいます。
力ずくでボールを飛ばそうとしても、飛距離はたかが知れています。
構えの状態で、力いっぱいボールを握って、肩が上がって、足も力んでたら速いボールなんて投げれないのは、簡単に想像がつきます。
ゴルフも同じで、アドレス時に力み過ぎていては、ボールを上手く打てません。
クラブの自然な動きを使って、遠心力を上手く使えた方が、よりエネルギーが発生するので、『からだでクラブを振るのではなく、クラブにからだがついていく』イメージでスイングしましょう。
1-3.力を抜くときの注意点
力を抜くときの注意点は、脱力して体がフラフラするようなイメージではなく、『力まない』ようにすることです。
完全に脱力して、力が抜けてしまえば、もちろん飛距離が出ないからです。
力を抜くということは、無駄な力みをとるということで、無駄に力が入ってしまうと筋肉が収縮して体がスムーズに動きません。
手や肩、足のをリラックスさせた状態で、体幹部分はしっかりと保つことを意識すると、無駄な力が入らず、程よい安定したアドレスやスイングにつながるかと思います。
2.力を抜いたスイングの効果
2-1.力を抜いたスイングの効果
①飛距離がのびる
体全体の力みが取れると、体全体が連動して動き、体全体を使ったスムーズなスイングができるからです。
力みが入れば、筋肉が収縮して体が連動して動かないので、ぎこちないスイングになり上手くエネルギーを発生させられません。
また、グリップの力みが取れると、スイング中ずっと、クラブの重みを感じることができ、切り返しの時点の反動も上手く感じられ、反動のエネルギーをうまく使え飛距離がのびる。
②アプローチもパターにも使える
力まないことは、アプローチにもパターにも活かせる。
アプローチやパターは、飛距離は求めなくていいが、意外と力んでスムーズなスイングができていない場合が多い。
小さなスイングでも、力むと体がうまく連動しないので、当たるは当たるけどミートしなかったりダフったりトップしたりなど、エラーも出ます。
小さいスイングでも、力みを取ることで、体を使ったスムーズなスイングになり、正確性が増します。
2-2.スイング動画の比較
力を抜くことを意識して、練習した動画です。
今までで一番手応えをつかめています。以前のスイングの比較動画も載せてあるので、是非見比べてみてください。