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ゴルフクラブ『シャフト』の選び方|本当にあなたに合ったシャフト?

ゴルフ

ゴルフクラブのシャフトの選び方を知りたい方へ。

今使っているゴルフクラブを、買い替えたい、シャフトを交換したいと思っているけど、シャフトの選び方がよくわかっていない。

あと、交換する場合はどうやってするのかもあれば、ついでに知りたい。

と考えていませんか?

 

本記事では、下記の内容を解説します。

・純正シャフトとカスタムシャフトの違い
・ゴルフクラブのシャフトの選び方
・シャフトの交換はどうするの?

 

この記事を書いている僕は、プロゴルファーを目指したくらいゴルフにハマり、現在でも毎週の練習と毎月ラウンドしています。

その経験とノウハウをもとに解説するので、信頼性の担保につながると思います。

 

純正シャフトとカスタムシャフトの違い

純正シャフトとカスタムシャフトの違い

純正シャフトとカスタムシャフトの違い

ゴルフクラブのシャフトは、大きく分けて『純正シャフト』と『カスタムシャフト』に分けられます。

違いは、以下のとおり。

・純正シャフト:万人が使いやすいシャフト
・カスタムシャフト:個人ひとりひとりに合わせたシャフト

 

純正シャフトは、あらかじめクラブに装着されているシャフトで、万人にが使いやすいように、クセがなく無難に使えるよう作られています。

一方、カスタムシャフトは、シャフト単体で販売され、個人ひとりひとりにバッチリ合わせて、より振りやすさを追求して作ることができます。

 

純正シャフトは、手軽で安い

純正シャフトは、手軽で比較的安い特徴があります。

あらかじめクラブに装着されているので、クラブ選びで悩むこともないですし、万人向けに作られているので、誰でも問題なく使いこなせるからです。

また、カスタムシャフトに比べ比較的安く買うことができるので、できるだけ安くクラブを選びたい方は、純正シャフトが良いかと。

 

カスタムシャフトは、上達にコミット

カスタムシャフトは、上達にコミットできる特徴があります。

個人ひとりひとりに合わせて作ることができるので、自分のスイングにあったシャフト選びができますね。

それぞれスイングは異なるので、純正シャフトでは自分の力を最大限に引き出すことはできないですね。

ただ、カスタムシャフトであれば、自分のスイングに合うシャフト選びができるので、最大限に力を発揮でき、上達にコミットできます。

より上手くなりたい方や、飛距離や弾道を追求したい方は、カスタムシャフトが良いかと。

 

ゴルフクラブのシャフト選び方

ゴルフクラブのシャフト選び方

自分に合ったシャフトを見つけるために、選び方を見ていきましょう。

シャフト選びのポイントは以下のとおり。

・硬さ(フレックス)
・長さ
・重さ
・キックポイント
・トルク

順番に見ていきましょう。

 

シャフトの硬さ(フレックス)を選ぶ

シャフトの硬さは、『ヘッドスピードの速さ』に応じて選びます。

ヘッドスピードの速さによって、それぞれの硬さのメリットを活かせるようにするためです。

シャフトの硬さは、しなり具合が変わり、主に飛距離やタイミングの取りやすさに影響してきます。

一般的には、ヘッドスピードが早い人は、硬めのシャフトを選び、遅い人は柔らかめのシャフトを選びます。

 

シャフトの硬さのメリット・デメリット

✔︎柔らかいシャフト

・飛距離が出やすい
・タイミングがとりやすい
・高い弾道が打ちやすい
・ミスすると大きく曲がる

 

✔︎硬いシャフト

・ボールにミートしやすくなる
・ミートしなくても曲がりにくい
・低い弾道が打ちやすい
・パワーがないと飛距離が出ない

 

ヘッドスピードが早い人が、柔らかいシャフトを使うと、しなりが大きくなりすぎて、タイミンングが合わないずに力が伝わらず、飛距離にロスが出ます。

反対に、ヘッドスピードが遅い人が、硬いシャフトを使うと、しなりが少なくなり、飛距離が出ません。

ヘッドスピードに応じて、シャフトの硬さ選びをしましょう。

 

✔︎ヘッドスピードの数値とシャフトの硬さを目安を、下記のグラフを参考にしてみてください。

【L】 【A】 【R】 【S】 【X】
硬さ 柔らかい やや柔らかい 普通 やや硬い 硬い
ヘッドスピード ~34m/s 32~36m/s 38~40m/s 42~50m/s 47~m/s

 

シャフトの長さを選ぶ

クラブの長さは、『身長との関係』で選びます。

なぜなら、適正なシャフトの長さを選ぶことで、身長に合った理想の姿勢を作りやすくなるからです。

具体的な長さの選び方は、手の高さを基準に選びます。

手の高さとは、肩を水平にしてまっすぐ立ち、腕を下ろして、床から手首のシワの高さまでを計ります。

 

✔︎手首から地面の長さと7Iの長さを具体例に下記の表を参考にしてください

手首から地面までの長さ(cm) 7Iの長さ(インチ)
68~73 35.5
73~80 36
80~85 36.5
85~90 37
90~92.5 37.25
95~97.5 37.5
97.5~100 38
100~102.5 38.25
102.5~105 38.5
105~ 38.75

※そのほかの番手は、上記の「7I」を基準にして、「0.5インチ」ずつずらしてください

 

シャフトの重さを選ぶ

シャフトの重さは、『振り切れる範囲で、できるだけ重いもの』を選びます。

その理由は、クラブが重ければ重いほど、ボールへの力は伝わり飛距離が伸びるからです。

ただし、重すぎてヘッドスピードが落ちれば、逆効果になるので、振り切ることができるできるだけ重いものを、選ぶことが大事です。

市販品に多い重量は、「ドライバーで280~325g」、「5Iで350~430g」くらいが多いです。

 

✔︎ヘッドスピードと比較した、クラブの重さの目安として、下記の表を参考にしてください。

ヘッドスピード ドライバー(45インチ)の重量 5Iの重量
48m/s以上 325g 430g
44~47m/s 315g 415g
40~43m/s 305g 400g
39m/s以下 290g 375g

 

シャフトのトルク・キックポイントを選ぶ

スイングや、ゴルフのレベルが上がってきたら、トルクやキックポイントも参考にして、シャフトを選んでみましょう。

トルク

トルクとは、シャフトのねじれ度合いを示す数値です。
数値が大きいほどよくねじれ、数値が小さいほどねじれが少ない。(数値は1~8くらいの範囲)

トルクの役割は、ねじれによってヘッドターンがしやすくなり、結果としてボールがつかまりやすくなります。

 

トルクの大きさは、それぞれのスイングやレベルにあわせて選びます。

トルクが小さければ、手元の繊細な動きによってヘッドをコントロールできるので、状況によってドローやフェードなどの球筋をコントロールしやすい。

上級者などのヘッドスピードが早い人は、トルクが小さくてもシャフトがねじれやすいので、小さめがおすすめです。
また、ボールがつかまりすぎて、フックに悩んでいる人も小さめがおすすめですね。

トルクが大きいと、ねじれが大きいため自然とフェイスターンの量が増えて、ボールがつかまりやすくなります。

初心者の方やヘッドスピードが早くない人、スライスに悩んでいる人におすすめです。

 

✔︎トルクの具体的な数値の目安を、以下の表でまとめます。

ヘッドスピード トルクの数値
40m/s以下 5.0以上
40~45m/s 4.0前後
45m/s以上 3.5以下

 

キックポイント

キックポイントとは、シャフトが最もしなる場所のことです。

シャフトのしなる場所は主に3つに分けられ、ヘッド側の「先調子」・中央部分の「中調子」、グリップ側の「元調子」があります。

 

それぞれの特徴を見てみましょう。

・先調子
シャフトの先端側がしなります。インパクトでロフト角が大きくなるので球が上がりやすい。
また、先端がしなることでフェイスターンの量が大きくなり球がつかまりやすい特徴もあります。

・中調子
「先調子」と「元調子」中間のシャフトがしなるので、タイミングがとりやすい無難なタイプ。

・元調子
手元側がしなり、球がつかまりにくくなるが、弾道が低くなりスピン量を抑えやすい。
また、ヘッドのぶれが抑えられるので、ミート率が上がりやすい。

 

✔︎どのキックポイントがおすすめ?

スライスに悩んでいる、球が低いと悩んでいる人には、「先調子」がおすすめです。
フックに悩んでいる、球が高すぎると悩んでいる人には、「元調子」がおすすめ。
無難に選びたいのであれば、中間の「中調子」を。

 

シャフトの交換はどうするの?

シャフトの交換はどうするの?

自分に合ったシャフトが見つかれば、スイングもしやすくなり、ミスも軽減されます。

では、実際にシャフトを交換(リシャフト)するにはどのようにすればいいのか解説していきます。

 

リシャフトとは

リシャフトとは、ゴルフクラブのシャフトを自分に合ったものに交換することです。

リシャフトは、ゴルフショップはもちろんできますし、道具を揃えれば、簡単に自分でもできます。

 

リシャフト作業の流れ

シャフトの種類が決まったら、リシャフト作業に入ります。

もともと使っていたクラブのシャフトを抜き、新しいシャフトに入れ替えながら、バランスを調整していきます。

 

リシャフトの作業の流れは、以下のとおり。

①ヘッドを外す
ヒートガンなどでヘッドを熱して接着剤を溶かします。
接着剤が溶けたら、シャフト抜き機でシャフトを抜きます。

②ホーゼル内の掃除
シャフトが抜けたら、ホーゼル内を掃除します。

③シャフトのサンディング
接着剤の付きを強くするために、シャフトのヘッド取り付け部分の塗装をサンドペーパーで取ります。

④ソケットの装着
シャフト抜き機を使ってソケットを装着。

⑤ヘッドの装着
専用の接着剤を用意し、シャフト先端とホーゼル内につけ、ヘッドを装着。

⑥シャフトカット
カットが必要であれば、接着剤が固まった後にパイプカッターでカットします。

⑦グリップの装着
最後にグリップを装着。

 

簡単ではありますが、大まかな流れはこのような感じです。

今紹介したのは、自分でリシャフトする流れですが、もちろんゴルフショップ等でもできます。

価格は自分でするよりも高くはなりますが、安心感はあります。

 

また、ゴルフショップでは、リシャフトの全ての工程が細かく分かれていて、それぞれの工程ごとに価格が決まっているので、できないところはお願いして、できるところだけ自分でやることもできますね。

 

 

まとめ

以上で、ゴルフクラブのシャフト選びの解説でした。

シャフト選びのポイントは4つをまとめると、

①シャフトの硬さは、ヘッドスピードの速さで選ぶ
②シャフトの長さは、手首から地面の長さで選ぶ
③シャフトの重さは、振り切れる範囲でできるだけ重たいものを選ぶ
④トルク、キックポイントは、自分のスイングの特徴・打球の球筋で選ぶ

シャフト選びは、奥深いです。

できる限り自分に合ったシャフトを使うことで、より効率的なスイングが期待できます。いいスイングができれば上達も早くなり、よりゴルフが楽しくなるでしょう。

 

良いゴルフライフを!
おわり。

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