ゴルフ場で、まわりの人が手首を見ながらクラブを選んでいる。
あれが腕時計型の距離計です。
気になってはいるけれど、種類が多くて、2万円くらいのものと9万円くらいのものの違いもよくわからない。
そんな人は多いと思います。
僕は社会人になってからゴルフにハマり、一時期は毎日のように練習場に通っていました。
今も月に何度かコースを回っています。
この記事では、腕時計型の距離計の選び方と、値段ごとのおすすめを、はじめて買う人向けにまとめます。
- 安く始めたい:ショットナビ Evolve SE・ガーミン Approach S12(2万円前後)
- 画面の見やすさと機能のバランス:ショットナビ VELLIX(4万円前後)
- 機能も画面も全部入り:ガーミン Approach S70(9万円前後)
- 競技に出るなら「高低差を切りかえられる」「競技モードがある」ものを選ぶ
腕時計型の距離計でわかること|グリーンの手前・真ん中・奥までの距離
腕時計型の距離計は、GPS(人工衛星の電波)で自分の位置をはかり、ゴルフ場の地図のデータと合わせて距離を出す道具です。
ボールの横で手首を見るだけで、グリーンまでの距離がわかるのがいちばんの良さです。
画面にはグリーンの手前・センター(真ん中)・奥までの距離が出る(数字の単位はヤード)
グリーンの手前・センター・奥までの距離
多くのモデルでは、グリーンの手前のふち・真ん中・奥のふちまでの距離が、3つ並んで表示されます。
ピンが手前なら手前の数字、奥なら奥の数字を目安にクラブを選べます。
バンカー・池などハザードまでの距離
ティーショットで「バンカーまで何ヤードか」「池を越えるには何ヤード必要か」がわかるモデルもあります。
ドライバーで打つか、短いクラブで刻むかを決めるのに役立ちます。
高低差を考えた距離・スコアの記録
4万円前後より上のモデルでは、打ち上げ・打ち下ろしを考えた距離や、コースの全体図、スコアの記録などができるものも多くなります。

レーザー型との違い|手軽さなら腕時計型、ピンまでの正確さならレーザー
距離計には、腕時計型(GPS)とレーザー型があります。
ラウンド中ずっと手軽に距離を知りたいなら腕時計型、ピンそのものまで正確に測りたいならレーザー型です。
| 腕時計型(GPS) | レーザー型 | |
|---|---|---|
| わかる距離 | グリーンの手前・真ん中・奥、ハザード | ピン・木など、見えるものまで |
| ピンまでの距離 | △(ピン位置を自分で合わせる機種も) | ◎(直接測る) |
| 見えない場所 | ◎(ブラインドホールでもわかる) | ×(見えないと測れない) |
| 手軽さ | ◎(手首を見るだけ) | ○(取り出してのぞく) |
| 値段の目安 | 2万円前後から | 2万円台から |
どちらが正解というより、使い方の好みです。
迷ったら、「カートまで距離計を取りに戻るのが面倒かどうか」で考えると決めやすいです。
レーザー型の選び方や、杭・スプリンクラーを使った距離の出し方は、ゴルフコースでの距離の測り方でまとめています。
腕時計型の距離計のメリット・デメリット
便利な道具ですが、弱いところもあります。
「ピンまでの正確な距離は出ない」ことだけは、買う前に知っておきたいところです。
とくにラウンドの前日に充電を忘れると、当日はただの重い時計になってしまうので、ゴルフバッグに入れる前に充電する習慣をつけておくと安心です。
腕時計型の距離計の選び方|買う前に見る6つのポイント
値段の差は、おもに画面と機能の差です。
自分に必要な機能だけにしぼると、高いモデルを買わなくてもすむことが多いです。
ポイント①:画面の見やすさ(モノクロ・カラー・有機EL)
安いモデルはモノクロ画面、少し上はカラーの反射型液晶、高いモデルは有機EL(AMOLED)が多いです。
有機ELは明るくくっきり見えますが、そのぶん値段が上がり、電池の持ちが短くなりやすい傾向があります。
ポイント②:高低差の機能と、競技モード
打ち上げ・打ち下ろしを考えた距離を出せる機種と、出せない機種があります。
競技やコンペに出る人は、高低差の表示を切りかえられるか、競技モードがあるかも見ておきましょう。
ポイント③:電池の持ち(GPSを使ったとき)
「GPSを使ったときに何時間もつか」を見ます。
1ラウンドは5時間前後かかるので、9時間以上あれば1日は安心です。
1泊2日のゴルフ旅行なら、20時間以上あると充電を気にせずにすみます。
ポイント④:重さ・大きさ
腕につけたままスイングするので、重さは大事です。
30g台なら軽く、60gくらいになると、ふだんの腕時計と同じくらいのしっかりした重さです。
ポイント⑤:対応しているコースの数とデータの更新
国内のほとんどのゴルフ場に対応している機種が多いですが、海外のコースは追加でダウンロードが必要なこともあります。
コースが改修されたときのために、データを更新できるかも確認しておきます。
ポイント⑥:予算
はじめての1台なら2万円前後、見やすさや高低差にこだわるなら4万円前後、スマートウォッチとしても使いたいなら6万円以上が目安です。
腕時計型の距離計は競技で使える?高低差はオフにする
2019年からのゴルフ規則では、距離計測機器で距離の情報を得ることが認められています。
ただし、高低差の機能をオンにしたまま使うと規則違反になります(みんなのゴルフダイジェスト)。
高低差の表示を切りかえられる機種や、競技モードのある機種なら、競技でも使いやすいです。
友達とのラウンドなら気にしなくてよいことがほとんどですが、コンペや競技では主催者がルールを決めていることがあるので、事前に確かめておきましょう。
腕時計型の距離計おすすめ4選|値段別に紹介
楽天市場で販売中を確かめたモデルから、値段の違う4つを選びました。
迷ったら、軽くてカラー画面のショットナビ Evolve SEから始めるのがおすすめです。
| 商品 | 値段の目安 | 画面 | 高低差 | GPS使用時の電池 |
|---|---|---|---|---|
| ショットナビ Evolve SE | 1万円台後半 | カラー(反射型) | ○ | 最大9時間 |
| ガーミン Approach S12 | 2万円前後 | モノクロ | × | 最大30時間 |
| ショットナビ VELLIX | 4万円前後 | 有機EL・タッチ | ○ | - |
| ガーミン Approach S70 | 9万円前後 | 有機EL | ○(切りかえ可) | 約20時間 |
※2026年10月時点で楽天市場の販売ページで確認。値段はお店や時期で変わります。「-」は販売ページで確かめられなかった項目。
①ショットナビ Evolve SE|はじめての1台にちょうどいい
国内メーカーのショットナビの、手ごろな腕時計型です。
1.2インチのカラー画面で、重さは63g。
GPSを使ったときは最大9時間もつので、1ラウンドなら十分です(販売ページの数字)。
楽天市場では1万円台後半から買えるお店があり、はじめての1台にちょうどいい値段です。
②ガーミン Approach S12|軽くて電池が長持ち
世界的なGPSメーカー、ガーミンの入門モデルです。
重さは34.1gと軽く、ゴルフモードで最大30時間使えます。
世界の4万以上のコースが最初から入っていて、グリーンの手前・センター・奥までの距離がひと目でわかります(販売ページの数字)。
画面はモノクロで、高低差の表示や競技モードはありません。
「距離がわかれば十分」という人に向いています。
③ショットナビ VELLIX|明るい有機ELとタッチ操作
ショットナビで初めての有機EL(AMOLED)モデルで、タッチパネルに対応しています。
明るくくっきりした画面で、直射日光の下でも数字が見やすいのが特徴です。
高低差の表示(日本国内のゴルフ場のみ)や競技モードもあり、国内のゴルフ場のレイアウトにも対応しています(販売ページの説明)。
④ガーミン Approach S70|画面も機能も全部入り
ガーミンのゴルフウォッチの上位モデルです。
1.4インチの有機EL画面で、高低差の機能は切りかえができ、スコアの入力もできます。
GPSモードで約20時間、重さは56g(販売ページの数字)。
値段は高めですが、ふだんのスマートウォッチとしても使いたい人や、長く使える1台がほしい人に向いています。
腕時計型の距離計を上手に使うコツ
買ったその日から使えますが、ちょっとしたコツで使いやすさが変わります。
ラウンドの前日に「充電」と「データの更新」をすませておくのが基本です。
腕時計型のゴルフ距離計のよくある質問
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Q腕時計型の距離計は、初心者にも必要?
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A必須ではありませんが、あるとクラブ選びに迷う時間がへります。2万円前後のモデルでも、グリーンの手前・真ん中・奥までの距離はわかります。
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Q腕時計型とレーザー型、どっちがいい?
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A手軽さなら腕時計型、ピンまでの正確さならレーザー型です。腕時計型はグリーンが見えないホールでも使えるのが強みです。
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Qどのくらい正確?
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A地図のデータとGPSで出すので、数ヤードの誤差が出ることがあります。ピンまでぴったり合わせたいときは、レーザー型のほうが正確です。
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Q競技やコンペで使える?
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A距離を測ること自体は、2019年からの規則で認められています。ただし高低差の機能はオフにする必要があり、大会によってはルールが違うので主催者に確かめましょう。
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Q月額料金はかかる?
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Aこの記事で紹介した4つは、販売ページに月額料金の説明はありません。アプリの追加機能が有料のメーカーもあるので、買う前にメーカーの案内を確かめると安心です。
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Qふだんの腕時計としても使える?
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A時計として使えるモデルがほとんどです。ショットナビ Evolve SEは時計モードで最大約20日もつと案内されています(販売ページ)。
まとめ:はじめては2万円前後、見やすさ重視なら有機ELのモデルを
距離がわかるだけで、クラブ選びの迷いがへり、スイングにも集中できるようになります。
まずは手ごろな1台で、手首で距離を見る便利さを試してみてください。
\ 迷ったら、まずは手ごろでカラー画面の Evolve SE から /

