誕生日やプロポーズ、パーティーの飾り付けで、ヘリウムの風船を天井に浮かべたい。
でも「前の日にふくらませたら、当日には落ちていた」という話もよく聞きますよね。
ヘリウム風船が浮いていられる時間は、風船の素材で大きく変わります。
とくにふつうのゴム風船は、思っているよりずっと早く落ちてきます。
僕は自宅でプロポーズをしたとき、風船を110個ほどふくらませて、ヘリウムガスも200L使いました。
そのときに失敗したことも含めて、ヘリウム風船の浮く時間と長持ちさせるコツをまとめました。
- ゴム風船は、ヘリウムだけだと半日ほどで落ちてくる
- フィルム風船は、ヘリウムがほとんど抜けないので長く浮く
- ゴム風船は「本番の数時間前」に、ガスをしっかり入れてふくらませる
- 長く浮かせたいなら、ハイフロート(ヘリウム漏れ防止の液)かフィルム風船を使う
ヘリウム風船は何時間浮く?|ゴムとフィルムで大きく違う
ヘリウム風船が浮いていられる時間は、ゴム風船なら半日ほど、フィルム風船なら数日〜1か月が目安です。
| 風船の種類 | 浮いている時間の目安 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| ゴム風船(ヘリウムだけ) | 半日ほど | 当日だけの飾り付け |
| ゴム風船+ハイフロート | ヘリウムだけより長く浮く | 前日から飾りたいとき |
| フィルム(アルミ)風船 | 数日〜1か月 | 数字・文字のバルーン・プレゼント |
※ハイフロート(ウルトラハイフロート)の商品説明、フィルムバルーンの販売ページ(約8Lのヘリウムで室内約1か月)より。部屋の温度・日当たり・ガスの量で変わります
時間がたつと、ゴム風船はしぼんで落ちてきますが、フィルム風船はほぼ同じ大きさのまま浮いています。
左:ゴム風船(だんだんしぼんで落ちる)/右:フィルム風船(長く浮いたまま)
ゴム風船:ヘリウムだけなら半日ほど
ふつうのゴム風船(ラテックス風船)にヘリウムを入れた場合、浮いていられるのは半日ほどです。
ゴム風船の長持ち液「ウルトラハイフロート」の商品説明でも、11〜12インチの丸いゴム風船は、ヘリウムだけでは通常約半日で落ちると説明されています。

フィルム(アルミ)風船:数日〜1か月
銀色や色付きのつるつるした風船は、フィルムバルーン(アルミバルーン)と呼ばれます。
数字や文字の形をしたバルーンも、ほとんどがこのタイプです。
フィルムはヘリウムがほとんど通り抜けないので、ゴム風船よりずっと長く浮きます。
たとえば14インチのフィルムバルーンでは、約8Lのヘリウムを入れると室内で約1か月浮くと案内している商品もあります。
ゴム風船がすぐに落ちてくる理由|ヘリウムが少しずつ抜ける
ゴム風船が早く落ちてくるのは、ヘリウムがゴムの表面から少しずつ外に抜けていくからです。
理由①:ヘリウムはとても小さく、ゴムを通り抜ける
ゴムの膜には、目に見えないほど小さなすき間があります。
ヘリウムはとても小さな粒なので、このすき間から少しずつ外へ抜けていきます。
ガスが抜けると風船が小さくなり、浮く力も弱くなって、やがて天井から下りてきます。
理由②:ガスの量が少ないと、早く落ちる
ふくらませ方が小さいと、もともとの浮く力が弱いので、少しガスが抜けただけで落ちてきます。
ゴム風船は、パッケージに書かれた大きさくらいまで、しっかりふくらませるのが長持ちのコツです。
理由③:寒い場所・暑い場所で変わる
ガスは冷えると縮み、温まると広がります。
寒い部屋ではしぼんで浮く力が弱くなり、日なたや暑い車の中では、ふくらみすぎて割れやすくなります。
直射日光が当たる窓ぎわや、エアコンの風が直接当たる場所は、風船が早くだめになりやすいので避けましょう。
ヘリウム風船を長持ちさせるコツ
ゴム風船を少しでも長く浮かせたいなら、ふくらませる時間と、置く場所を工夫するのがいちばん効きます。
ハイフロート:ゴム風船の内側をコーティングする液
ハイフロートは、ふくらませる前のゴム風船の中に入れて、内側をコーティングする液です。
ヘリウムがゴムを通り抜けにくくなるので、ヘリウムだけのときより長く浮きます。
使い方は、専用のポンプで風船の中に適量を入れて、なじませてからヘリウムでふくらませるだけです。
前の日から飾り付けたいときに役立ちます。
本番の数時間前にふくらませる
ゴム風船を使うなら、いちばん確実なのは、本番の数時間前にふくらませることです。

飾り付け全体の段取りは、こちらの記事でくわしく紹介しています。

ヘリウムガスの量の目安|風船は何個ふくらむ?
ヘリウムガスを買うときに迷うのが「何リットルあれば足りるか」です。
9インチのゴム風船なら、200Lのガスで20個ほどが目安になります。
| ガスの量 | ふくらむ風船の目安 |
|---|---|
| 200L | 9インチのゴム風船20個・11インチ14個・18インチのアルミ風船11個 |
| 35L | 9インチのゴム風船2〜4個 |
| 9.5L | 14〜15インチのフィルム風船の補充用(45cmのフィルム風船は2本) |
| 約8L | 14インチのフィルム風船1個 |
※YOU+ ヘリウムガス200L・Diva ヘリウムガス35L・ヘリカンくん9.5L・Ibrexバルーンの商品ページより(2026年10月時点)。気温やふくらませ方で変わります
少なめに見積もって、多めに用意する
ガスの量は、気温やふくらませ方でかなり変わります。
箱に書かれた個数どおりにふくらまないこともあるので、少し多めに用意しておくと安心です。
とくに本番の日に足りなくなると、買い足しに行く時間はなかなか取れません。
小さい缶はフィルム風船の補充用が多い
10L前後の小さい缶は、フィルム風船に「補充する」ためのものが多く、ゴム風船には使えないと書かれた商品もあります。
ゴム風船をいくつもふくらませたいなら、100L以上の大きなボンベを選びましょう。
ヘリウムガスはどこで買える?|通販が確実
ヘリウムガスは、パーティーグッズの売り場やバラエティショップなどで売られていることがあります。
ただ、置いてあるかどうかは店によってまちまちなので、確実なのは通販です。
お店:ゴム風船に使えるかを確認
お店で買う場合は、そのガスがゴム風船に使えるか、何リットル入っているかを必ず確認しましょう。
小さい缶だけが置いてあって、ゴム風船用の大きいボンベが見つからないこともあります。
100均の風船は「ヘリウム対応」か確認
100均の風船の中には、ヘリウムガスを入れても浮かない「ヘリウム非対応」のものがあります(ダイソー公式の商品説明にも、ヘリウム非対応と書かれたものがあります)。
天井に浮かべたいなら、パッケージに「ヘリウム対応」と書かれたものを選びましょう。
通販:大きいボンベと風船をまとめて
通販なら、200Lのような大きいボンベも選べて、風船と一緒にそろえられます。
イベントの数日前には届くように、早めに注文しておきましょう。
ヘリウム風船を使うときの注意点
ヘリウムガスは燃えないガスですが、使い方を間違えると危ないこともあります。
とくに子どもがいる場では気をつけましょう。
使い終わったボンベの捨て方
ボンベは、ガスを最後まで使い切ってから捨てます。
「完全に使い切って穴をあけてから捨てる」と書かれた商品もあるので、まずは商品の説明書きどおりにしましょう。
捨て方のルールは住んでいる自治体によって違うので、スプレー缶やガスボンベの出し方を自治体のページで確認しておくと安心です。
風船を結ぶ道具もあると楽

ヘリウム風船におすすめのガスと道具5つ
ここからは、2026年10月時点で販売中を確かめた、ヘリウムガスと長持ちのための道具を紹介します。
ゴム風船をいくつもふくらませるなら、200Lのボンベを選んでおけば足りなくなりにくいです。
| 商品 | 量・中身 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| YOU+ ヘリウムガス 200L | 9インチのゴム風船20個 | ゴム風船をたくさん |
| Diva ヘリウムガス 35L | 9インチのゴム風船2〜4個 | 少しだけ・補充用 |
| ヘリカンくん 9.5L | フィルム風船の補充用 | しぼんだフィルム風船に |
| ウルトラハイフロート | ゴム風船の長持ち液 | 前日から飾りたい |
| Ibrexバルーン 14インチ | 約1か月浮くフィルム風船 | 長く飾りたい |
※Amazon・楽天市場の商品ページより(2026年10月時点)
①YOU+ ヘリウムガス 200L|ゴム風船をたくさんふくらませるなら
200L入りの使い切りタイプのヘリウムガスです。
商品ページでは、9インチの丸いゴム風船なら20個、11インチなら14個、18インチのアルミ風船なら11個が目安とされています。
誕生日やプロポーズの飾り付けで、ゴム風船を10〜20個浮かべたいときにちょうどいい量です。
②Diva ヘリウムガス 35L|少しだけ使いたいときに
35L入りの小さめのボンベです。
9インチのゴム風船なら2〜4個分が目安で、ゴム風船にもアルミ風船にも使えます。
プレゼントのバルーンに補充用として付けたり、しぼみかけた風船を復活させたりするのに向いています。
③ヘリカンくん 9.5L|フィルム風船の補充に
フィルム風船に補充するための、9.5L入りの小さな缶です。
14〜15インチのフィルム風船に対応していて、直径約45cmのフィルム風船なら2本必要です。
ゴム風船をふくらませるのには適していないと書かれているので、ゴム風船には大きいボンベを使いましょう。
④ウルトラハイフロート|ゴム風船を長持ちさせる
上の「長持ちさせるコツ」で紹介した、ゴム風船の内側をコーティングする液です。
商品の写真と価格は、上の章の商品カードから確認できます。
前の日から飾り付けたいときや、パーティーが夜まで続くときに使うと安心です。
⑤Ibrexバルーン 14インチ|約1か月浮くフィルム風船
約8Lのヘリウムを入れると、室内で約1か月浮くと案内されているフィルムバルーンです。
ヘリカンくん1本で1個ふくらみます。
誕生日のプレゼントや、しばらく部屋に飾っておきたいときに向いています。
ヘリウム風船でよくある質問
-
Qヘリウム風船は何日もつ?
-
Aゴム風船はヘリウムだけなら半日ほどで、次の日まではもたないことが多いです。フィルム(アルミ)風船なら数日〜1か月浮くものもあります。
-
Q前の日にふくらませても大丈夫?
-
Aフィルム風船なら大丈夫です。ゴム風船は半日ほどで落ちてくるので、前の日にふくらませるならハイフロートを使うか、当日の数時間前にふくらませましょう。
-
Qヘリウムガス1本で風船は何個ふくらむ?
-
A200Lのボンベなら、9インチのゴム風船で20個ほどが目安です。35Lなら2〜4個です。気温やふくらませ方で変わるので、少し多めに用意しておくと安心です。
-
Qヘリウム風船がしぼんだら復活できる?
-
Aフィルム風船なら、口に補充用の缶のノズルを差しこんでヘリウムを足せます(「萎みかけた風船の復活に」と案内している補充用の缶もあります)。ゴム風船は結んだ口をほどいて足すのが大変で、ゴムも伸びて割れやすくなっているので、新しくふくらませたほうが早くてきれいです。
-
Q100均の風船にヘリウムを入れても浮く?
-
A「ヘリウム対応」と書かれたものなら浮きます。100均の風船の中にはヘリウム非対応のものもあるので、パッケージを確認してから買いましょう。
-
Q寒いと風船が落ちてくるのはなぜ?
-
Aガスは冷えると縮むので、風船が小さくなって浮く力が弱くなるためです。暖かい部屋に戻すと、少しふくらみが戻ることもあります。
まとめ:ゴム風船は当日に、長く飾るならフィルム風船を
ヘリウム風船は、ふくらませるタイミングさえ合わせれば、部屋を一気に華やかにしてくれます。
大事な日の飾り付けに役立ててください。
\ ゴム風船をたくさんふくらませるなら、200Lのボンベから /
