ホームホワイトニングをするときの注意点を知りたい方へ。
これからホームホワイトニングをしようと思っているけど、注意点とかちゃんとわかっていない。
あと、ホームホワイトニングでちゃんと白くなるのかも、ついでに知りたい。
と考えていませんか?
本記事では、下記の内容を解説します。
2.ホームホワイトニングを経験してみて
この記事を書いている私は、ホームホワイトニングを経験し、以前と比べて歯がキレイになりました。その経験をもとに解説するので、信頼性の担保につながると思います。
1.ホームホワイトニングの注意点
ホワイトニングが一般的になり、歯が白いことは、身だしなみのひとつとしても注目されています。
ホワイトニングの種類の中でも、価格が安く、効果の持続性が高い「ホームホワイトニング」ですが、注意点もあります。
ホームホワイトニングするにあたって注意した方がいい点を、3つ(使用前・中・後)に分けて解説していきます。
1-1.ホームホワイトニングを始める前の注意点
ホワイトニングができない方
✔︎妊娠、授乳中の方
ホワイトニングの薬剤が体に悪い影響を100%与えないとは、言い切れないので妊娠中や授乳中の方は控えましょう。
✔︎未成年の方
歯の組織が完全に形成されていないところに、薬剤を使用すると発育に悪い影響を与える可能性があるから。
✔︎無カタラーゼ症の方
ホワイトニングの薬剤に含まれる過酸化水素を体内で分解することができないから。
効果が出にくい、痛みをともなう歯
✔︎神経を抜いた歯
薬剤は神経のある生きた歯に作用しやすいので、神経の抜いた歯は効果がでにくい。ホワイトニングしたときに、神経がある歯とない歯で色の差がはっきり出てしまう可能性がある。
✔︎人工歯、被せ物
ホワイトニングは、歯の内部から漂白して白くなるものなので、人工で作られた歯には効果は期待できない。
✔︎痛み、しみる歯
虫歯、歯周病、亀裂、磨耗した歯などこういった場合は、薬剤がしみたり、痛みをともなう可能性が高い。
1-2.ホームホワイトニング使用中の注意点
毎日、決まった時間に2時間以上ケアする
ホワイトニングを毎日、決まった時間に2時間以上マウスピースを装着する必要がある。
ホワイトニングの効果を最大限に出すためです。
仕事の関係などで、生活リズムが不規則で、毎日できなかったり、決まった時間にできないと効果が出にくくなる場合がある。
効果が出るまでに時間がかかる
ホームホワイトニングで歯が白くなるまでには、一般的に2~4週間ぐらいかかる。
ホームホワイトニングは、低濃度の薬剤を使用しているので、ゆっくりと時間をかけて歯に浸透させていくからです。
ホワイトニング前後で歯を磨く
ホワイトニング前の歯磨き
ホワイトニング前に歯を磨き、汚れを落としてキレイな状態でホワイトニング できるようにする。
汚れが付着したままだと、薬剤がしっかり浸透せずに効果が出にくくなったり、色ムラができる原因にもなる可能性があるからです。
ホワイトニング後の歯磨き
ホワイトニングし終わった後に、口をよくすすいだり、軽く歯磨きをしましょう。
薬剤が残ったまま飲食をすると、色がつきやすいからです。
ホワイトニング後は、残った薬剤をしっかり洗い落としておこう。
食後は早めに歯を磨く
食後はできるだけ早めに歯を磨く。
ホワイトニング期間中は、薬剤の影響で、歯に色がつきやすい状態になっているからです。
時間がなくて、歯が磨けない場合は、水で口をすすぐだけでもある程度の効果があります。
マウスピースの注意点
マウスピースにつけるジェルの量
薬剤のジェルの量は、1歯に対してゴマ1粒ていどを目安につける。
量が多すぎてもマウスピースからはみ出てしまうので、適量をつける。
もしはみ出した場合は、綿棒や脱脂綿で拭き取りましょう。
ゴマ1粒はあくまでも目安なので、歯科医院の先生の指示をしっかり守ること。
マウスピースの噛みしめに注意
マスピースを装着している時は、強く噛みしめないようにする。
マウスピースは柔らかい素材でできているので、強く噛み締めると、破損する可能性があるからです。
破損してしまった場合は、再びマウスピースを作ってもらう必要があり、お金もかかってしまいます。
マウスピースの保管
マウスピースの使用後は、清潔に保管する。
水でよくすすいだり、指や柔らかい歯ブラシで汚れを落とし、よく乾燥させてから保管する。
マウスピース装着中は飲食できない
マウスピースを装着している時は、飲食はできません。
ホワイトニング後はすぐに飲食しない
マウスピースを外してから30分~1時間は、飲食を控えると効果が出やすい。
ホワイトニングは歯に浸透させて漂白しているので、逆に言うと、外した後は特に色がつきやすくもなっているからです。
ただし例えば、就寝時にホワイトニングをしている方は、朝起きて30分~1時間朝食を抜くのは大変な場合があり、食べた後によく口をすすいだり、すぐに歯を磨くことでも効果はあるので、生活スタイルに合わせて効果を出すためにできることは行いましょう。
歯がしみる、痛みが出る
ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べて、薬剤の濃度が低いとは言っても、歯がしみたり、痛みが出ることもあります。
そんな時は、装着時間を短くしたり、1日おきにしたりしましょう。通常は、すぐに治ることが多いですが、ひどい場合は歯科医院に相談しましょう。
飲食物の注意点
ホワイトニング期間中は、色がつきやすい状態になっているので、着色しやすい、濃い色のした飲食物は控えた方が、効果は出やすいです。
・カレー
・ビーフシチュー
・ミートソース
・醤油
・味噌
・ケチャップ
・ブドウ など
・コーヒー
・赤ワイン
・紅茶
・ウーロン茶
・ココア
・コーラ など
タバコ
タバコも着色する原因になるので、控える。
タバコに含まれる、タールやニコチンが口の中で茶色に変化し着色するので、適切な効果が出なくなります。
1-3.ホームホワイトニング後の注意点
ホワイトニング後もしばらく飲食には気を付ける
ホワイトニングが終わってからも2週間程度は色がつきやすい飲食物は避けるようにしましょう。
効果を長続きさせるためにも重要です。
しっかりと歯磨きを行う
歯に食べ物の色素が付着、沈着しないように食後にできるだけ早く歯ブラシで汚れを落としましょう。
歯磨きができない場合は、うがいなどをして少しでも着色しないようにしましょう。
定期的なメンテナンス
定期的に、歯科医院に行きメンテナンスをする。
自宅での歯ブラシなどでは、キレイにするには限界があるからです。
歯の白さを長く保つためにも、歯科医院の専門の機器で、汚れを落としてもらい、また必要であればホワイトニングも考えましょう。
2.ホームホワイトニングを経験してみて
この記事を書いている私は、ホームホワイトニングを実際にやてみました。
実際にやって、感じた「注意点」と「結果」を参考までに解説していきます。
2-1.ホームホワイトニング経験して感じた注意点
マウスピース装着の違和感
マウスピースを装着したままは、始めはとても違和感がありました。
上手く喋りづらい、唾液がよく出る、口が開く、装着の違和感などがありました。
ただ、装着し始めてから3日が経過した頃には、慣れてきたのもあって、初めよりもだいぶ気にならなくなりました。
歯がしみることもあった
4週間ぐらいホワイトニングをして、数日間しみることやスースーする感覚がありました。
普段から常にしみることはありませんが、食事で酸味のあるもの・冷たいものを食べると少ししみ、ただ支障が出るほどではなく全く問題はありませんでした。
しみる歯も全部ではなくて、下の前歯のみです。下の前歯は小さいせいなのかしみやすいのかと思います。
歯磨き粉を知覚過敏を予防できるタイプに変えてから、しみるのが気持ち和らいだりもしたので、心配の方は歯磨き粉を変えてみるのもいいかもしれません。
色がつきやすい飲食物について
基本的には、色がつきやすいとされる飲食物は控えてきましたが、多少は食べたり飲んだりしました。
毎朝飲んでいた大好きなコーヒーは、さすがに飲んでいませんが、「ミートスパゲティー」「ココア」などたまに飲食していました。
2-2.ホームホワイトニングした結果
実際の私のホームホワイトニングをした結果の写真です。
1週間で白くなってきたのを実感し始め、それ以降は徐々に白くなっていきました。
3週間を経過した時はだいぶ白くなりました。
結果にはだいぶ満足でき、ホワイトニングをしてよかったです。
歯が白くなることで、歯を隠そうとしないで大きく笑えたり、自信を持って話すこともできます。
ホワイトニングするのは費用もかかりますが、私生活だけではなく仕事の面でもいい影響を与えてくれるので、かかった費用もすぐに回収でき、長い目で見ても行う価値があると思います。
ホワイトニングをしたい方は、ご自宅の歯科医院をチェックして、あなたにあったホワイトニング のプランを選んでみてください。