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練習場のレンジボールはコースボールと別物【飛距離を間違ってる!?】

ゴルフボール

ゴルフ練習場のレンジボールは、コースボールと何が違うのか知りたい。

 

練習場で打つレンジボールは、「飛ばない」って聞くけど、何が違うのかよくわかっていない。

あと、レンジボールを使った練習で、気をつけるべきこととかあれば、ついでに知りたい。

 

と考えていませんか?

 

本記事では、下記の内容を解説します。

・練習場のレンジボールはコースボールと別物
・レンジボールを使った練習で注意すべきこと

 

この記事を書いている僕は、プロゴルファーを目指したくらいゴルフにハマり、今でも毎週の練習と毎月ラウンドしています。

その経験と知識から解説するので、信頼性の担保につながると思います。

 

練習場のレンジボールはコースボールと別物

練習場のレンジボールはコースボールと別物

ゴルフの練習場で使われているレンジボールは、コースで使う公式のボールとは全くの別物です。

なので、練習ではうまくいっても、コースにでるとうまくいかなくなることも・・・。

レンジボールとコースボールの違いをしっかりと把握して、練習場で練習することは、スコアを縮めるためには必須ですね。

 

さっそく、レンジボールについてみていきましょう。

 

ゴルフ練習場のレンジボールの特徴

ゴルフ練習場で使われる、レンジボールの特徴をまとめると以下のとおりです。

・飛距離が出ない
・弾道が低い
・体やクラブへの負担を軽減
・耐久性がある
・シンプルな構造

 

順番に解説していきますね。

 

飛距離が出ない

レンジボールは、あえて飛ばないように作られています。

その理由は、練習場の敷地は限られ、ネットの外にボールが出たりネットを破らないように、安全面を第一に考えているからです。

レンジボールの種類によって異なりますが、コースボールと比較して『5~10%』ほど飛距離が落ちます。(飛距離の具体的な違いはのちのち詳しく解説しています)

 

※補足:短いクラブは飛距離がほぼ変わらない

ウェッジなどの短いクラブで打つときは、レンジボールでもコースボールで打ってもあまり飛距離の違いはありません。
というのも、レンジボールが飛ばない原因として、反発力の弱さがあります。反発力は長いクラブになるほど飛距離にも大きく影響し、短いクラブになるほど影響は小さくなるからです。

 

弾道が低い

レンジボールは、弾道が低くなります。

理由は、先ほどと同様で、ネットを超えないように安全面を考えているからです。

ボールの弾道の高さは、ボール表面のディンプルの数や形状によって大きく影響されますが、レンジボールのディンプル数は少なく、ボールが上がらないように作られていますね。

 

>> 『ディンプル』に関して詳しく知りたい方はゴルフボールのくぼみ『ディンプル』とは?【多ければ良いは間違い】をどうぞ。

 

体やクラブへの負担を軽減

レンジボールは、体やクラブへの負担を軽減してくれます。

というのも、コースボールよりも打感がソフトに作られているからです。

ボールがソフトであれば、練習場で数多くのボールを打っても、手や手首の負担を軽減してくれますね。
また、クラブにとっても金属の疲弊を軽減できます。

 

耐久性がある

レンジボールは、耐久性に優れています。

理由は、練習場ではボールが何度も何度も打てれることを想定して、作られているからです。

レンジボールは何度も打っても、表面が傷付きにくくなっています。また、外観が綺麗に保てるようにもなっていますね。

一方、コースボールは性能を重視するため、表面を繊細に作っていますが、そのぶん何回も打つと傷ついてしまいます。

 

シンプルな構造

レンジボールの構造は、シンプルです。

ゴルフボールは、いろんな種類の素材を何層にも組み合わせて作られていますが、レンジボールは1~2層の構造だからです。

一方、コースボールは2~5層の構造です。何層もの構造にすることにより、性能を求められます。

とはいえ、1~2層のシンプルな構造だからこそ、コストを抑えられるメリットがありますね。

 

>> ゴルフボールの構造に関して詳しく知りたい方はゴルフボールの種類や構造を徹底解説【あなたに合う選び方は?】をどうぞ。

 

レンジボールとコースボールの飛距離の違い

レンジボールとコースボールを打ち比べて、飛距離の違いを具体的な数値で見ていきましょう。

飛距離の測定は、以下のクラブとボールを使用。

・クラブは2種類「ドライバー」と「ウェッジ」
・ボールは3種類「1ピースのレンジボール」「2ピースのレンジボール」「コースボール」

(※『ピース』とは、ボールの構造の層のことです。例えば、2ピースは2層の構造のボールのこと。)

 

【ドライバー】で打ったデータ

レンジ1ピース レンジ2ピース コースボール
飛距離 228yds 240yds 254yds
ヘッドスピード 42.8m/s 43.6m/s 43.1m/s
スピン量 3700RPM 3085RPM 2675RPM

 

【ウェッジ】で打ったデータ

レンジ1ピース レンジ2ピース コースボール
飛距離 46yds 48yds 43yds
ヘッドスピード 15.6m/s 16.1m/s 15.1m/s
スピン量 7200RPM 8010RPM 8350RPM

引用:ズバババGOLF

 

ドライバーに関しては、コースボールが『254yds』に対して、

・1ピースのレンジボールは、約10%減の『228yds』
・2ピースのレンジボールは、約5%減の『240yds』

という結果になっていますね。

 

レンジボールでも1ピースか2ピースかによっても飛距離の違いがあり、
複数層の方が性能が良くなるので、2ピースのレンジボールの方が飛距離が出ます。

ウェッジに関しては、先ほども解説しましたが、レンジボールでもコースボールでも飛距離の差はほとんどない結果になっています。

 

レンジボールを使った練習で注意すべきこと

レンジボールを使った練習で注意すべきこと

レンジボールとコースボールは別物ですが、普段はレンジボールを打つ機会が多いかと思います。

ただし、コースではコースボールを打つので、普段の練習でレンジボールを打つ際には、いくつか注意点があります。

 

スイングフォームを崩さない

ゴルフの練習場でレンジボールを使って打つときは、スイングフォームを崩さないように注意しましょう。

というのでも、レンジボールは飛距離も出ないし、ボールが上がらないので、飛ばそうと思い、力任せにスイングしてしまいがちだからです。

無理やり飛ばそうとはせずに、正しいフォームでスイングすることを意識すると良いかと。

 

球筋の注意点

レンジボールは、コースボールよりも曲がり幅が大きいことを確認しておきましょう。

その理由は、レンジボールは柔らかい構造になっているので、ボールが長くフェースにくっつき、スピン量が多くなるからです。

自分の球筋は、レンジボールではなくコースボールで把握しておく必要がありますね。

 

練習場のヤード表示に注意

練習場のヤード表示は、実測よりも短く表示されているところがあるので、注意しましょう。

というのも、レンジボールの飛距離が出ない分、ヤード表示の距離を合わせているからです。

距離感を感覚でつかんでおくためにも、普段行っているゴルフ練習場のヤード表示を確認しておくと良いかと。

レーザー距離計で測った見てもいいですし、スタッフに聞いておきましょう。

 

 

まとめ

以上、練習場のレンジボールはコースボールとは別物、の解説でした。

 

そもそも構造が違うので、飛距離や球筋は異なってきますね。

飛距離に関しては、長いクラブほど大きく影響しますが、5~10%ほど飛距離が違ってきます。

レンジボールとコースボールの違いをしっかり理解した上で練習すれば、本番のコースでもうまくいくかと思います。

 

>> ゴルフボールの知識をまとめて見たい方はこちらをどうぞ。

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以上、いいゴルフライフを!
おわり。

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