ホワイトニングは安全なのか知りたい方へ。
ホワイトニングをしてみたいけど、本当に安全なのか不安で、よくわかっていない。
あと、より安全なホワイトニングの方法があれば、ついでに知りたい。
と考えていませんか?
本記事では、下記の内容を解説します。
2.より安全なホワイトニングの方法
この記事を書いている私は、実際にホワイトニングをして、まったく問題なく安全に治療できました。その経験をもとに解説するので、信頼性の担保につながると思います。
1.ホワイトニングの安全性
1-1.ホワイトニングは安全
結論から言うと、正しい施術を行えば、ホワイトニングは安全性が高い治療といえます。
ホワイトニングの歴史は長く、しかもその間に大きな事故もないからです。
ホワイトニングで使用される過酸化水素の研究は1884年から研究され、100年以上経過しています。
また1989年にアメリカで実用化され、実用化から30年以上が経過している。
その間に、改良に改良を重ねて世の中に普及した治療法で、これまでに大きな問題になったこともないことから、ホワイトニングは安全性が高いと言ってもいいでしょう。
1-2.ホワイトニングで使用される薬剤
ホワイトニング剤の主成分は、過酸化水素です。
過酸化水素とは、水素と酸素の化合物で、漂白剤や殺菌剤などに使われます。
濃度が高いと、火傷や炎症を起こす恐れがあるので、誤った使い方をすればもちろん危険もあります。
歯科医院では主に2つのホワイトニングの方法があり、薬剤の濃度も異なる。
・ホームホワイトニングの濃度:10~20%程度
オフィスホワイトニングでは、高濃度の薬剤を使用しますが、歯科医師が歯以外の部分に薬剤が触れないように施術してくれるので、高濃度でも安全にできます。
ホームホワイトニングでは、自宅で自分で行う方法なので、低濃度の薬剤を使用します。低濃度なので素人でも安全に使用可能で、歯科医院からの説明を守れば問題ありません。
1-3.薬剤は副作用のリスクもある
安全とは言うものの、薬剤による副作用のリスクはあります。
副作用には『知覚過敏』『脱灰』があります。
知覚過敏
薬剤が歯の内部まで浸透して、神経に刺激が与えられると、痛む場合があります。
個人差はありますが、痛みは一時的な症状で、数時間~数日で収まるものです。
脱灰
脱灰とは、歯の表面のカルシウムが溶け出してしまう現象です。
脱灰は一時的な作用で、歯が漂白されやすくなり、その後は唾液の働きで再石灰化してもとに戻るので、特に問題はありません。
2.より安全なホワイトニングの方法
2-1.ホームホワイトニングがおすすめ
より安全な方法として、歯科医院でのホームホワイトニングがおすすめです。
理由としては、
②ホームホワイトニングは低濃度の薬剤でゆっくりと治療するから。
実際に私も、歯科医院でホームホワイトニングを選びました。
少し歯がスースーしたり、酸味のあるもの・冷たいものを食べるときに、まれに敏感になったりはしましたが、まったく痛みを感じることはなく、問題なく治療できました。
また、ホワイトニング開始前に、歯の状態を確認チェックしてくれるのと、問題があれば相談できるのは安心感があります。
私の3週間までの経過の実際の写真です。
結果も、実際に歯も白くなりとても満足しています。
2-2.歯科医院とサロンの違い
店の名前に『医院』『クリニック』『サロン』などの表記が異なり、違いもあります。
『医院』『クリニック』は、医療機関で歯科医師や国家資格を持つ歯科衛生士の指導のもと薬剤の選択や、治療を行います。
一方、『サロン』は医療機関ではないところが多く存在します。
ホワイトニングは医療行為なので、医療機関しかできないため、サロンでは「ホワイトニングを行う場所を提供」しているイメージで、治療は自身で行うため、セルフホワイトニングとも言われます。
もちろんサロンにも、価格が安い、手軽にできるなどのメリットはありますが、本格的に歯を白くしたい、安全に行いたい方は医院やクリニックを選ぶこともおすすめします。
2-3.輸入商品の注意
個人輸入でのホワイトニング剤を購入するときには注意が必要です。
実際に、薬剤の濃度が高いものを使用してしまい、トラブルになっているケースもあります。
専門的な知識があればいいかもしれませんが、歯をきれいにしたいのに、歯や歯茎を逆に痛めてしまっては、本末転倒なので注意しましょう。
まとめ
ホワイトニングは、歯科医院で正しい治療を受ければ、より安全性が高いです。
ホワイトニングの歴史も長く、改良に改良を重ねた治療が世の中に普及し、その間にも大きな問題が発生していないないので、安心できる治療と言ってもいいでしょう。
ただし、ホワイトニングをする際に注意すべきことや、信頼のある医療機関を選ぶことなどは、しっかりと考えた上で、ホワイトニングをしてみてください。