ゴルフボールのコンプレッションについて知りたい方へ。
『コンプレッション』っていう言葉を聞いたことがあるけど、意味をちゃんと理解していない。
あと、ゴルフボール選びにおいてコンプレッションは重要なのかも、ついでに知りたい。
と考えていませんか?
本記事では、下記の内容を解説します。
・『コンプレッション』は、ほぼ使われなくなった
・ゴルフボールの『硬さ』の重要性
この記事を書いている私は、一時期プロゴルファーを目指していたくらいゴルフにハマっています。
その経験をもとに解説するので、信頼性の担保につながると思います。
ゴルフボールのコンプレッションとは
ゴルフボールのコンプレッションとは
コンプレッションとは、ボールの硬さのことです。
コンプレッションの数値が大きいほど、ボールが硬いことを表し、以前はコンプレッションが100のボールが硬く、80のボールが柔らかいとされていたのが一般的でした。
コンプレッションの数値はkgf(重量キログラム)という単位で表され、ボールを0.1インチ押しつぶすのにどれくらいの力が必要かを表しています。
『コンプレッション』は、ほぼ使われなくなった
以前はゴルフボールのスペックの1つとして、『コンプレッション』は必ず箱に書いてありましたが、現在ではほぼ使われなくなりました。
なぜなら、ゴルフボールが進化しコンプレッションの測定のみでは、ボールのスペックをはかることができなくなったからです。
現在のゴルフボールの主流は、多層構造で複雑になり、各層の素材や比重、厚みなどもさまざまに改良されているので、以前のコンプレッションの数値ではボールのスペックを正しく測ることができなくなりました。
以前と比較したゴルフボールの選び方
以前は、コンプレッションの数値を参考に、ヘッドスピードが早い方は硬いボールを、ヘッドスピードが早くない方は柔らかいボールを選べばOKでした。
一方、現在ではただボールの硬さで選ぶだけでは、自分に合ったボールを選ぶためには不十分になりました。
なぜなら、ゴールが柔らかくてもヘッドスピードが早い方向けのボールもあり、ボールの種類や機能が多様化し、ただ単にボールの硬さだけでは選べなくなったからです。
基本的にゴルフボールを選ぶときは、「コンプレッション」の表記の代わりの「推奨ヘッドスピード」の数値で選べばOKですね。
ゴルフボールの『硬さ』の重要性
ゴルフボールの硬さは、飛距離を最大限に引き出すための重要な要素の1つです。
ゴルフボールはインパクト時につぶれて変形し、つぶれたボールが復元する力が働き飛距離を伸ばすことができるからです。
飛距離を伸ばすためには、ボールがインパクト時につぶれすぎるのも、つぶれなさすぎるのも飛距離を最大限に引き出せなくなるので、自分に合ったボール選びが大事になります。
簡単にいうと、ヘッドスピードが早ければボールは潰れやすくなるので一般的には硬めのボールを、ヘッドスピードが早くない人はボールは潰れにくいので柔らかめのボールを選ぶのが一般的です。
ただ、先ほども説明したとおりボールの機能性が多様化したので、ボール選びの際は『推奨ヘッドスピード』の表記を確認して選ぶのがいいかと。
以上で、ゴルフボールのコンプレッションとは?についての解説でした。
コンプレッションはゴルフボールの硬さを表していました。
ゴルフボールの進化によって『コンプレッション』という言葉はほとんど使われなくなり、ボール選びの際は『推奨ヘッドスピード』を確認して、自分のヘッドスピードにあったボールの硬さや機能を選ぶのが一般的になりましたね。
自分に合ったゴルフボールを選んでスコアアップを目指しましょう。
>> ゴルフボールの知識をまとめて知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
いいゴルフ生活を!
おわり。