寒くなってくると、こたつとホットカーペットのどちらを使うか、両方使うと電気代がいくらになるのか、気になりますよね。
僕は大手家具店に5年以上勤め、ソファ売場の責任者をしていました。
この記事では、実際に売られているこたつとホットカーペットの消費電力と電気代の目安をもとに、1時間・1か月の電気代の違い、一緒に使うときの目安、電気代を下げるコツをまとめます。
- こたつ(300W):1時間 約2.5円(弱)〜5.0円(強)
- ホットカーペット2畳(500W):1時間 約7.4円(中)〜11.2円(強)
- ホットカーペット3畳(720W):1時間 約11.2円(中)〜16.1円(強)
- 両方使うと:足し算で1時間 約10〜16円(こたつ+2畳)
- 選び方:1〜2人で座るならこたつ、部屋で寝転ぶ・広く使うならホットカーペット
こたつとホットカーペットの電気代は?|1時間ならこたつが安い
実際の商品の表示で比べると、こたつの電気代は、ホットカーペット2畳のおよそ半分です。
| 暖房 | 消費電力 | 1時間の電気代(弱・中) | 1時間の電気代(強) |
|---|---|---|---|
| こたつ(正方形75cm) | 300W | 約2.5円(弱) | 約5.0円 |
| ホットカーペット 2畳 | 500W | 約7.4円(中) | 約11.2円 |
| ホットカーペット 3畳 | 720W | 約11.2円(中) | 約16.1円 |
※こたつは山善 こたつ(MS-303H)の販売ページ、ホットカーペット2畳は日本製 ホットカーペット 2畳の販売ページの目安。3畳は同じシリーズの3畳の消費電力量(中約360Wh・強約520Wh)から計算。電気の単価は1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会)
こたつが安いのは、温める場所がせまいから
こたつは、布団で囲んだ小さな空間だけを温める暖房です。
ヒーターも300Wくらいのものが多く、温まると入ったり切れたりをくり返すので、強で使っても1時間5円ほどにおさまります。
ホットカーペットは広さで電気代が変わる
ホットカーペットは、敷いている面ぜんぶを温めるので、広くなるほど消費電力が大きくなります。
たとえばテクノスのホットカーペットは、販売ページの表示で1畳200W、1.5畳360W、2畳500W、3畳720W、4畳850Wです。
同じホットカーペットでも、3畳は2畳の約1.5倍の電気代がかかるので、部屋に合わせて大きすぎないものを選ぶのが大事です。
電気代の計算のしかた
電気代は「消費電力量(Wh)÷1000×電気の単価(円)」で計算できます。
ホットカーペット2畳の中なら、1時間の消費電力量は約240Whなので、240÷1000×31円=約7.4円です。
消費電力(W)は「いちばん強く動いたとき」の数字なので、実際の電気代は、消費電力量(Wh)や販売ページの電気代の目安で見るのが正確です。
1か月・ひと冬で比べると?|ホットカーペット2畳はこたつより月700〜900円高い
毎日使うと差は大きくなり、1日5時間使うと、1か月でこたつは約375〜750円、ホットカーペット2畳は約1,110〜1,680円です。
1日5時間×30日で計算した、1か月の電気代の目安| 暖房 | 1日(5時間) | 1か月(30日) | ひと冬(4か月) |
|---|---|---|---|
| こたつ(弱) | 約12.5円 | 約375円 | 約1,500円 |
| こたつ(強) | 約25円 | 約750円 | 約3,000円 |
| ホットカーペット2畳(中) | 約37円 | 約1,110円 | 約4,440円 |
| ホットカーペット2畳(強) | 約56円 | 約1,680円 | 約6,720円 |
| ホットカーペット3畳(中) | 約56円 | 約1,680円 | 約6,720円 |
※上の1時間の目安をもとにした計算例。ひと冬は30日×4か月で計算。使い方や部屋の寒さで変わります
こたつを弱で使うのと、ホットカーペット2畳を強で使うのとでは、ひと冬で5,000円以上の差になります。
こたつとホットカーペットを一緒に使うと?|電気代は足し算
両方を同時に使うときの電気代は、それぞれの電気代を足したものになります。
| 組み合わせ | 1時間の電気代 | 1か月(1日5時間) |
|---|---|---|
| こたつ(弱)+2畳(中) | 約9.9円 | 約1,485円 |
| こたつ(強)+2畳(強) | 約16.2円 | 約2,430円 |
※上の表の目安を足した計算例
一緒に使うなら、どちらかを弱めに
こたつの中は、こたつのヒーターでじゅうぶん温まるので、両方を強にする必要はあまりありません。
たとえば、ホットカーペットは座っている場所の片面だけにして、こたつは弱にする、といった使い方にすると、電気代をおさえながら足元とおしりの両方を温められます。
こたつの下にホットカーペットを敷くときの注意
こたつの下にホットカーペットを敷いて使ってよいかは、こたつとホットカーペット両方の取扱説明書で確かめてからにしましょう。
布団で囲まれたこたつの中は熱がこもりやすいので、説明書で禁止されている使い方はしないでください。
電気代を下げる使い方のコツ
どちらの暖房も、熱を逃がさない工夫で、弱でもあたたかく使えるようになります。
こたつの電気代についてくわしくはこたつの電気代の記事で書いています。
こたつとホットカーペット、どっちを選ぶ?
電気代だけならこたつですが、部屋での過ごし方で選ぶと失敗しにくいです。
| こんな人 | 合いやすいもの |
|---|---|
| 1〜2人でテーブルを囲んで座る | こたつ |
| 電気代をなるべくおさえたい | こたつ |
| 寝転んだり、子どもが床で遊んだりする | ホットカーペット |
| ソファの前など、広い範囲を温めたい | ホットカーペット |
| 足元もおしりも温めたい | こたつ+ホットカーペット(弱め) |
こたつ:座る場所が決まっている人に
テーブルを囲んで座る時間が長い人は、こたつがいちばん電気代を安くできます。
山善の正方形のこたつは、販売ページで1時間あたり強5.0円・弱2.5円の目安が書かれていて、布団とのセットも選べます。
ホットカーペット:広く温めたい人に
ソファの前やリビングの床で過ごすことが多い人は、ホットカーペットが便利です。
日本製の2畳のホットカーペットは、通常タイプが500W、省電力タイプが440Wで、6時間で切れるタイマーもついています。
手ごろな値段で、1畳から4畳まで大きさを選びたいなら、テクノスのホットカーペットもあります。
こたつとホットカーペットの電気代についてのよくある質問
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Qこたつとホットカーペット、電気代はどっちが安い?
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Aこたつのほうが安いです。こたつ(300W)は1時間約2.5〜5.0円、ホットカーペット2畳(500W)は約7.4〜11.2円が目安です。
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Qホットカーペット2畳の1か月の電気代は?
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A1日5時間使うと、1か月で約1,110円(中)〜1,680円(強)が目安です。1時間の電気代(中約7.4円・強約11.2円)から計算しています。
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Qこたつとホットカーペットを一緒に使うと電気代は?
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Aそれぞれの電気代の足し算です。こたつ弱と2畳の中なら、1時間約9.9円が目安です。
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Qこたつの下にホットカーペットを敷いてもいい?
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Aこたつとホットカーペット両方の取扱説明書で確かめてください。説明書で禁止されている使い方はしないようにしましょう。
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Qエアコンとどっちが安い?
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A部屋の広さや外の気温で大きく変わります。足元だけ温めるならこたつやホットカーペットが安くすむことが多く、部屋全体を温めるならエアコンが向いています。
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Qホットカーペットの電気代を安くするには?
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A下に断熱シートを敷き、座る側だけの片面運転とタイマーを使うのがおすすめです。大きすぎない畳数を選ぶことも大事です。
まとめ:電気代はこたつが安い。広く温めたいならホットカーペット
まずは部屋で過ごす場所と人数を考えて、必要な広さだけ温めるのが、電気代をおさえるいちばんの近道ですよ。
\ 迷ったら、まずはこのホットカーペットから /
