ソファベッドで寝るとき、シーツってどうしていますか。
ふつうのベッドならボックスシーツをかぶせるだけですが、ソファベッドは毎日ソファに戻すので、「ボックスシーツは付けっぱなしにできない」「サイズが合うものがない」「そもそも何を敷けばいいの?」と迷いやすいんですよね。
かといって、何も敷かずに寝ていると、張地に汗や皮脂がしみこんで、黒ずみやにおいの原因になります。
この記事では、大手家具店に5年以上勤めてソファ部門の責任者をしていた僕が、ソファベッドのシーツの選び方と、ソファのときのカバーの使い分け、毎日の切り替えを楽にするコツをまとめました。
- 四隅にゴムが付いた敷きパッドなら、ひっかけるだけで付け外しができて、ずれにくい
- 座面がフラットで厚みがそろうタイプなら、マチの深いボックスシーツも使える
- 段差やすき間があるソファベッドは、上にマットレスや敷布団を1枚重ねてからシーツ
- ソファのときは、肘なし・ソファベッド対応の「かけるだけ」カバーで張地を守る
- 迷ったら、綿100%で四隅ゴム付きの西川の敷きパッド
ソファベッドにシーツは必要?|張地に汗と皮脂をしみこませないため
結論からいうと、ソファベッドで寝るなら、シーツか敷きパッドは必ず敷いたほうがいいです。
ソファベッドの張地は、ベッドのシーツのように丸洗いできないものがほとんどだからです。
理由①:張地は洗えないことが多い
ソファベッドの張地は、本体に張りつけてあるものや、カバーが外せても家で洗えない素材のものが多くあります。
人は寝ているあいだにコップ1杯ほどの汗をかくといわれていて、そのまま寝ると汗や皮脂が少しずつ張地にしみこんでいきます。
洗えない張地に一度しみこんだ汚れは、なかなか落とせません。
理由②:黒ずみ・におい・ダニの原因になる
汗と皮脂がたまると、頭や背中が当たるところから黒ずみが出てきます。
湿気がこもるとにおいやカビ、ダニも増えやすくなります。
とくに、明るい色の張地や布の張地は汚れが目立ちやすいので、何も敷かずに毎日寝ると、数か月で黒ずみが出てくることもあります。
理由③:肌ざわりがよくなって寝やすくなる
合成皮革の張地は、夏はべたつき、冬はひんやりします。
布の張地も、ざらざらして寝心地がいいとはいえないものがあります。
綿の敷きパッドを1枚敷くだけで、肌ざわりがぐっとよくなり、汗も吸ってくれるので、寝心地そのものが変わります。

ソファベッドのシーツはどうする?使えるもの4種類を比較
ソファベッドに使えるものは、大きく分けて4種類あります。
毎日ソファに戻すなら、付け外しのしやすさで選ぶのがいちばん大事です。
| 種類 | 付け外し | ずれにくさ | 向いているソファベッド |
|---|---|---|---|
| 四隅ゴムの敷きパッド | ◎ | ○ | ほとんどのソファベッド |
| ボックスシーツ | △ | ◎ | 座面がフラットで厚みがそろうもの |
| 一体型ボックスシーツ | △ | ◎ | マットレス型・ソファマットレス |
| フラットシーツ・マルチカバー | ○ | △ | 形がいびつなもの・来客用 |
四隅ゴムの敷きパッド:付け外しがいちばん楽
敷きパッドの四隅にゴムバンドが付いたタイプです。
ベッドの形に広げたら、四隅のゴムをひっかけるだけで固定できます。
朝はゴムを外してたたむだけなので、毎日ソファに戻すソファベッドといちばん相性がいいです。
中わたが入っているので、座面の継ぎ目の段差も少しやわらげてくれます。
ボックスシーツ:ずれないが、合うソファベッドを選ぶ
マットレスのように、ゴムで全体をすっぽり包むシーツです。
ずれにくく見た目もきれいですが、ソファベッドの場合は、背もたれと座面の継ぎ目にくい込んだり、四隅の厚みがばらばらで包みきれなかったりすることがあります。
座面が1枚のマットレスのようにフラットになるタイプや、ソファマットレス(折りたたみのマットレス型)には使いやすいです。
一体型ボックスシーツ:敷きパッドとシーツが1枚に
敷きパッドの周りにボックスシーツのマチが付いたものです。
敷きパッドとシーツを別々に用意しなくてよく、洗うのも1枚ですみます。
マチ(側面の深さ)が25cmくらいあれば、厚みのあるソファマットレスにもかぶせられます。
フラットシーツ・マルチカバー:形を選ばず使える
ゴムの付いていない大きな布を、上にかけて端を下に折りこむ使い方です。
どんな形のソファベッドにも使えて、来客のときだけベッドにする人には手軽です。
ただ、寝返りでずれやすいので、毎日寝る人には四隅ゴムの敷きパッドのほうが向いています。
ソファベッドの形ごとに合うシーツの選び方
ソファベッドは、ベッドへの変え方によって寝る面の形がちがいます。
自分のソファベッドがどのタイプかを先に確かめておくと、シーツ選びで失敗しません。
| ベッドへの変え方 | 寝る面の特徴 | 合うもの |
|---|---|---|
| 背もたれを倒す | 背もたれと座面のあいだに継ぎ目 | 四隅ゴムの敷きパッド |
| 座面を前に引き出す | 2〜3枚のクッションが並ぶ | 四隅ゴムの敷きパッド+薄いマットレス |
| 折りたたみ(ソファマットレス) | 1枚のマットレスになる | ボックスシーツ・一体型 |
| ひじ掛けを倒す | ひじ掛けの部分に段差 | 敷きパッド(長さに余裕を) |
背もたれを倒すタイプ:継ぎ目に負けない敷きパッドを
背もたれをフラットに倒してベッドにするタイプは、背もたれと座面のあいだに継ぎ目ができます。
ボックスシーツだと継ぎ目にくい込みやすいので、中わたのある四隅ゴムの敷きパッドが向いています。
座面を引き出すタイプ:段差があるなら1枚重ねる
座面を前に引き出して広げるタイプは、クッションが2〜3枚並ぶ形になることが多く、すき間や段差ができがちです。
段差が気になるときは、上に薄めのマットレスや敷布団を1枚重ねてから、その上にシーツをかけると寝心地がよくなります。
ソファベッドの上に敷く布団やマットレスの選び方は、こちらの記事でくわしく紹介しています。

折りたたみ・ソファマットレス:ボックスシーツが使いやすい
折りたたみ式のマットレスがソファになるタイプは、広げると1枚のマットレスになるので、ボックスシーツや一体型ボックスシーツがきれいにかぶせられます。
ただ、ソファに戻すときは外す必要があるので、毎日たたむなら、やっぱり敷きパッドのほうが手間は少ないです。
ソファベッドのシーツのサイズは「ベッド時の幅・長さ・厚み」で選ぶ
シーツのサイズは、ソファのときではなく、ベッドにしたときの幅・長さ・厚みを測って選ぶのが基本です。
| 寝具のサイズ | 幅×長さの目安 | 合うソファベッドの例 |
|---|---|---|
| シングル | 100×200cm | ベッド時の幅が90〜100cmくらい |
| セミダブル | 120×200cm | ベッド時の幅が110〜120cmくらい |
| ダブル | 140×200cm | ベッド時の幅が130〜140cmくらい |
※シーツの大きさは商品によって少しちがいます。ソファベッドのベッド時の大きさは商品ページの「ベッド時」の寸法で確認できます
幅:ソファのときの幅ではなく「寝る面の幅」
2人掛けのソファベッドでも、ベッドにすると幅は90〜120cmくらいになるものが多いです。
ソファのときの幅(ひじ掛けを含む外側の大きさ)で選ぶと、大きすぎることがあります。
長さ:ひじ掛けがあるかで変わる
ひじ掛けのあるソファベッドは、ベッドにしたときの長さがひじ掛けの内側までになるので、180cm前後と短めのこともあります。
シーツや敷きパッドは長さが200cmのものが多いので、少し余ったら下に折りこめば大丈夫です。
厚み:ボックスシーツは「マチ」を確認
ボックスシーツを使うなら、側面の深さ(マチ)が寝る面の厚みより5cmほど深いものを選びます。
マチが浅いと四隅がはずれて、夜中にシーツが外れてしまうので注意してください。
ソファのときは「かけるだけのカバー」で張地を守る
寝るときのシーツとは別に、ソファとして使うときのカバーもあると、ソファベッドがぐっと長持ちします。
ソファのときはカバー、寝るときは敷きパッドと、昼と夜で分けて使うのがおすすめです。
昼はかけるだけのカバー、夜は四隅のゴムをひっかける敷きパッドに
肘なし・ソファベッド対応のカバーを選ぶ
ソファベッドはひじ掛けのない形が多いので、「肘なし」用のカバーを選びます。
ひじ掛けのあるソファベッドなら「肘あり」用です。
ストレッチ素材の「かけるだけ」タイプなら、ある程度サイズに幅があるので、手持ちのソファベッドにも合わせやすいです。
商品ページの「対応する幅」に、ソファのときの幅が入っているかを確かめましょう。
ベッドにするときはカバーを外すのが基本
ストレッチのカバーは、ソファの形にぴったり合わせて作られているので、ベッドに広げたときはサイズが合わなくなります。
寝るときはカバーを外して、敷きパッドに替えるのが基本です。
カバーを外すのが面倒な人は、ソファにもベッドにもかけられる大きめのマルチカバーを使う方法もあります。
ソファカバーの選び方全般は、電動ソファのカバーの記事でもくわしく書いています。

毎日の切り替えを楽にするコツ
ソファベッドを毎日使うなら、朝と夜の切り替えが面倒にならない仕組みを作っておくのが長続きのコツです。
寝具をしまう場所に困っている人は、収納付きのソファベッドも選択肢になります。

ソファベッドの汚れ・におい・カビを防ぐお手入れ
シーツやカバーを使っていても、ソファベッド本体のお手入れは必要です。
湿気をためないことが、においとカビを防ぐいちばんの近道です。
月に1回は掃除機と陰干し
座面の継ぎ目には、ほこりや髪の毛がたまりやすいです。
月に1回くらいは掃除機で吸い取り、晴れた日は窓を開けて、ベッドの形に広げたまま風を通しましょう。
汚れたら早めに水拭き
飲みものをこぼしたときは、乾く前に乾いたタオルで押さえて吸い取り、固くしぼったタオルでたたくように拭きます。
こすると広がるので注意してください。
合成皮革や本革は、素材によって使えるクリーナーがちがうので、メーカーのお手入れ方法を確かめてから使いましょう。
おねしょ・汗が心配なら防水タイプ
子どもと一緒に寝る、汗をかきやすい、ペットが乗るといった場合は、防水の敷きパッドを1枚はさんでおくと安心です。
張地まで水がしみないので、本体を守れます。
ソファベッドに使いやすいシーツ・敷きパッド・カバーのおすすめ6選
ここからは、2026年10月時点で販売中を確かめた、ソファベッドに使いやすいものを紹介します。
寝るとき用を1枚、ソファのとき用を1枚そろえると、毎日の切り替えがぐっと楽になります。
| 商品 | 種類 | 使うとき | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 西川 ポコット | 四隅ゴムの敷きパッド | 寝るとき | 迷ったらこれ・毎日寝る |
| RAKUPPA 一体型 | 一体型ボックスシーツ | 寝るとき | マットレス型・1枚ですませたい |
| KUMORI 防水 | 防水の敷きパッド | 寝るとき | 子ども・ペット・汗が心配 |
| FITS 肘なし | かけるだけのカバー | ソファのとき | ぴったり見た目よく |
| haidihaidi | かけるだけのカバー | ソファのとき | 安く始めたい |
| rcmdin キルト | マルチカバー | 両方 | 形を選ばず使いたい |
※楽天市場の商品ページ・検索結果より(2026年10月時点)。価格はいちばん小さいサイズの目安で、サイズ・色・セールで変わります
①西川 敷きパッド ポコット|綿100%で四隅ゴム付き、迷ったらこれ
寝具の老舗、西川の敷きパッドです。
表も中わたも綿100%で、汗をよく吸い、肌ざわりがやさしいのが特長です。
シングルは100×205cmで、四隅にゴムが付いているので、ソファベッドを広げたらひっかけるだけで使えます。
水洗いできるキルトで、楽天市場の評価は4.52(697件)です。
②RAKUPPA 敷きパッド一体型ボックスシーツ|マチ25cmで1枚ですむ
敷きパッドとボックスシーツが1枚になったシーツです。
シングルは100×200cmで、マチが25cmあり、厚さ20cmまでのマットレスにかぶせられます。
表のパイルは綿100%で、乾きやすいつくりなので、毎週洗っても困りにくいです。
ソファマットレスや、上にマットレスを重ねて使うソファベッドに向いています。
楽天市場の評価は4.45(804件)です。
③KUMORI 防水敷きパッド|張地まで水をしみこませない
防水の層が入った敷きパッドで、四隅にゴムが付いています。
シングル(100×200cm)からキングまでサイズがそろっています。
子どもと一緒に寝る人、汗をかきやすい人、ペットがソファに乗る家庭なら、ふつうの敷きパッドの下にこれを1枚はさんでおくと、ソファベッド本体を汚さずにすみます。
楽天市場の評価は4.43(97件)です。
④FITS ソファカバー 肘なし|ぴったりきれいに見える
ソファベッドにも対応した、肘なし用のストレッチカバーです。
3人掛け用は、幅175〜200cmのソファに合います。
すき間に押しこむための棒が付いていて、ずれにくいようにしっかり固定できるのが特長です。
楽天市場の評価は4.56(1,108件)と多くのレビューがあります。
⑤haidihaidi ソファベッドカバー|手ごろな価格で試せる
ソファベッド用として売られている、肘なしのストレッチカバーです。
Mは幅160〜190cm、Lは幅190〜210cmに対応しています。
でこぼこのあるシアサッカー生地で、さらっとした肌ざわりです。
価格が手ごろなので、まずはカバーを試してみたい人に向いています。
楽天市場の評価は4.38(82件)です。
⑥rcmdin キルトのマルチカバー|ソファにもベッドにもかけられる
キルティングの大きな布で、ソファにかけてもベッドに敷いても使えるマルチカバーです。
150×200cmから200×300cmまで4サイズあります。
ゴムがないぶん、どんな形のソファベッドにも使えるのが良いところです。
来客のときだけベッドにする人や、ソファのときもベッドのときもかけっぱなしにしたい人に向いています。
楽天市場の評価は4.57(423件)です。
ソファベッドごと寝心地のいいものに替えたい人は、ベッド専門店ネルコンシェルジュの伸長式ソファベッド Reija(レイヤ)も見てみてください。
専用のポケットコイルマットレスが付いたシングルサイズなので、ふつうのベッドと同じようにボックスシーツが使えます。
ソファベッドそのものを買い替えるなら、目的に合わせてこちらの記事も参考にしてください。
ソファベッドのシーツ・カバーでよくある質問
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Qソファベッドのシーツはどうするのがいい?
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A四隅にゴムが付いた敷きパッドがいちばん使いやすいです。ひっかけるだけで固定でき、朝は外してたたむだけなので、毎日ソファに戻すソファベッドに向いています。
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Qソファベッドにボックスシーツは使える?
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A座面がフラットで厚みがそろうタイプや、折りたたみのソファマットレスなら使えます。背もたれを倒すタイプは継ぎ目にくい込みやすいので、敷きパッドのほうが向いています。使うならマチ(側面の深さ)が寝る面の厚みより5cmほど深いものを選びましょう。
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Qソファベッドのシーツのサイズは?
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Aベッドにしたときの幅で選びます。幅90〜100cmくらいならシングル(100×200cm)、110〜120cmならセミダブル(120×200cm)が目安です。ソファのときの幅で選ぶと大きすぎることがあります。
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Q敷きパッドだけで寝ても大丈夫?
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A大丈夫です。敷きパッドが汗を吸って、張地を守ってくれます。座面の段差や硬さが気になるときは、下に薄いマットレスや敷布団を重ねると寝心地がよくなります。
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Qソファカバーをかけたまま寝てもいい?
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Aストレッチのカバーはソファの形に合わせて作られているので、ベッドに広げると合わなくなります。寝るときはカバーを外して敷きパッドに替えるのが基本です。かけたまま使いたいなら、大きめのマルチカバーが向いています。
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Qニトリのソファベッドに合うシーツは?
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Aニトリのソファベッドも、ベッドにしたときの幅と長さを商品ページで確かめて、シングルかセミダブルの四隅ゴムの敷きパッドを選ぶと合わせやすいです。ニトリのソファベッドの種類は別の記事でまとめています。
まとめ:ソファベッドのシーツは「四隅ゴムの敷きパッド」がいちばん楽
ソファベッドは、寝るとき用とソファのとき用を分けるだけで、汚れにくく長く使える家具になります。
まずは敷きパッドを1枚用意するところから始めてみてください。
\ 迷ったら、綿100%で四隅ゴム付きの西川の敷きパッドから /

