【間違えると危険】次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い

次亜塩素酸水

『次亜塩素酸水』と『次亜塩素酸ナトリウム』の違いを知りたい方へ。

次亜塩素酸水が除菌や殺菌効果があると注目されているけど、名前が似ている次亜塩素酸ナトリウムとの違いが、ちゃんとわからない。

あと、次亜塩素酸水の特徴もあれば、ついでに知りたい。

と考えていませんか?

本記事では、下記の内容を解説します。

1.『次亜塩素酸水』と『次亜塩素酸ナトリウム』の違い
2.『次亜塩素酸水』の特徴

殺菌・除菌や消臭効果のある次亜塩素酸水ですが、名称が似ている次亜塩素酸ナトリウムと混同してしまっている方も多いと思います。

間違えて使用してしまうと、健康被害にもつながるので、事故が起こらないために『次亜塩素酸水』と『次亜塩素酸ナトリウム』の違いを解説していきます。

1.『次亜塩素酸水』と『次亜塩素酸ナトリウム』の違い

『次亜塩素酸水』と『次亜塩素酸ナトリウム』の違いを、6つにわけて順に解説していきます。

①成分の違い
②pH(ペーハー)が違う
③人体への影響の違い
④使用方法の違い
⑤除菌力の違い
⑥保存期間の違い

①:成分の違い

『次亜塩素酸水』と『次亜塩素酸ナトリウム』は全くの別物なので、もちろん成分も異なる。

次亜塩素酸水:塩酸や食塩を水に溶かして電気分解したもの

※次亜塩素酸水について、厚生労働省が上記のように定義していて、食品添加物であり殺菌効果と安全性があることを表しています。

次亜塩素酸ナトリウム液:塩素系漂白剤等を希釈して作られたもの

※家庭でも一般的に使われているハイターやカビキラーです。

②:pH(ペーハー)が違う

pH(酸性・アルカリ性の程度を表す単位)が違います。

・次亜塩素酸水:中性~弱酸性
・次亜塩素酸ナトリウム:強アルカリ性

次亜塩素酸水は、中性~弱酸性に対して次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性なので、水溶液の性質が全く異なります。

③:人体への影響の違い

人体への影響が違います。

次亜塩素酸水は人体に基本的に無害ですが、次亜塩素酸ナトリウムは有害です。

次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性のため、皮膚を溶かすので、手を次亜塩素酸ナトリウムで除菌してしまうと、手の皮膚を溶かしヌルヌルしますし、目に入ると失明の恐れもあります。

次亜塩素酸ナトリウムは人体に有害なので、取り扱いには十分に気をつける必要があります。

※次亜塩素酸水は基本的に無害ですが、濃度によっては人体へのリスクもあるので、高濃度の次亜塩素酸水は取り扱いに注意しましょう。

④:使用方法の違い

人体に影響があるかないかで、使用方法がもちろん違います。

次亜塩素酸水は、基本的に無害なので、直接使用できます。

例えば、手指に直接かけて除菌したり、空間にスプレーや加湿器を使って空間除菌や消臭もできます。

一方、次亜塩素酸ナトリウムは人体や物質にも有害なので、直接使うことはできません。

使用する例としては、次亜塩素酸ナトリウムを希釈して薄めたものを、雑巾等を使って物を除菌したりできます。

ただし、次亜塩素酸ナトリウムで除菌した後は、有害成分が残っている可能性が高いので、水拭きもあわせて行いましょう。

また、直接触れることは危険なので、手袋をしたり、目に入らないようにゴーグルなどでカバーするなど、取り扱いには注意が必要です。

⑤:除菌力の違い

どちらも十分な除菌ができますが、除菌力の違いがあります。

除菌力は、次亜塩素酸ナトリウムよりも次亜塩素酸水の方が優れています。

次亜塩素酸ナトリウムには、次亜塩素酸イオンが多く含まれるのに対して、次亜塩素酸水には次亜塩素酸が多く含まれます。

次亜塩素酸は次亜塩素酸イオンと比べて、80倍もの除菌力があるといわれます。

下記の表を見ても、次亜塩素酸水の方が除菌力に優れていることがわかる。

引用:次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性に関する資料

⑥:保存期間の違い

保存期間が違います。

保存期間は、次亜塩素酸水の方が短く、次亜塩素酸ナトリウムの方が長期保存できます。

次亜塩素酸水に関しては、電気分解している環境や保存容器などによって、使用期限が数週間のものや数ヶ月のものなどばらつきがあります。

商品を選ぶ際には、使用期限や製造日の確認はしておきましょう。

2.『次亜塩素酸水』の特徴

次亜塩素酸水の特徴

人体や環境に優しい

次亜塩素酸水は、弱酸性なので人体にも環境にも優しく、基本的に磨いなので安心して除菌や消臭ができる。

次亜塩素酸は、塩素濃度が薄くても除菌・消臭効果があり、濃度が薄いぶん無害でより安心でき、また有機物に触れるとすぐに水に変わり、成分が残らないので安心して使用できます。

例えば、赤ちゃんやペットがいる家庭でも、使用できます。

不安定な成分

次亜塩素酸水は、不安定なものです。

安心で無害なものである分、有機物に触れるとすぐに反応してしまうくらい不安定です。

手やものを除菌したい場合は、手やものの表面についている汚れなどを取り除いた上で、次亜塩素酸水の使用をおすすめします。

汚れが表面に残っていると、次亜塩素酸水が汚れに反応してしまい、奥に潜んでいるウイルスや菌を除菌仕切れない場合もあるからです。

また、紫外線にも弱いので、詰め替える際などは遮光性のあるボトルに詰め替える必要があり、保管する際は冷暗所での保管をしてください。

注意点

次亜塩素酸水の商品は、さまざまなメーカーが販売していますが、商品を選ぶ際には注意点があります。

・製造日・使用期限は明記されているか
・濃度の表記がしっかりされているか
・安全性の試験や第三者機関の試験がされてるか
・販売元や製造元は信頼できそうか

安全に使用するために、上記のような内容などを購入前に確認しましょう。

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